ハワイで身近な存在とされる植物「ヤシの木」について意外と知られていないこととは?
ハワイをはじめとして、南国のシンボル的な植物とされている「ヤシの木」ですが、命をつなぐ植物とされています。
タヒチから移り住んだ古代ハワイアンが現在のハワイ諸島に持ち込んだことにより、今ではハワイの身近な存在となったとされている植物でもありますが、身近な存在でありながらも意外と知られていないことが多くあります。
そこで、ハワイで身近な存在とされる植物「ヤシの木」について意外と知られていないことについて紹介していきます。
ヤシの木の花言葉
ヤシの木にも花言葉があり、たとえば次のような意味があるとされています。
勝利
平和
家族愛
守護
これらの花言葉が込められている理由として、ヤシの木はその花・実・葉・幹などすべてを様々な用途に使うことができることが挙げられます。
まさに人命をつなぐ植物として古代ハワイアンにとって欠かすことのできない植物だったといえますが、たとえば次のようなことに使われていました。
胚乳…飲み物
実…食べ物
繊維…ロープ
葉…屋根・壁
幹…家具や船の材料
ハワイでヤシの木は、人々の生活に欠かせない植物であり、命や家族を守る守護や家族愛の象徴であるとも考えられているといえます。
ヤシの木を育てる方法
ヤシの木には、実のなるココヤシや実のならないパームツリーなど種類があり、その数は1500~3400ともいわれています。
そのヤシの木は耐陰性と耐寒性が高いことから、室内でも観葉植物として育てることは可能です。
最低5度までの環境であれば生育できるため、直射日光を避けカーテン越しの窓際に置いて、葉が乾燥しないようにこまめに葉水も与えましょう。
植える時期としては5~8月が適していますが、寒さに弱いため庭などに地植えすることは避けたほうがよいといえます。
通常であれば鉢植えとなり、毎年5~8月に植え替えを行います。
このとき、鉢土は4分の1程度落として、株の大きさの一回りから二回り程度大きな鉢に植えるようにしてください。
大きく育てたくないときには、春か秋に根を崩し同じ大きさの鉢に植え替えることで、大きさを維持できます。
カナリーヤシなら1年に5センチ、ワシントンヤシなら1年に10~15センチは成長します。
ヤシの寿命は60~100年とも言われていますが、ある程度見栄えが良い状態まで育てるまで時間がかかるため、10~20年後を想定した植え付けを検討したほうがよいでしょう。