ハワイアンジュエリーとは？その魅力や特徴・歴史を解説

「ハワイアンジュエリー」は、正式名称を「ハワイアン・エアルーム・ジュエリー」といいます。

これは、代々受け継がれる宝や家宝という意味があり、ハワイの伝統的なモチーフが彫られていることが特徴です。

たとえばジュエリーの表面には、文字・プルメリア・マイレ・スクロールなど自然の柄が手彫りされていますが、ハワイ在住なデザイナーや熟練職人がハワイ現地の工房で彫ったものこそ「ハワイアンジュエリー」と呼ばれます。

ハワイのモチーフとされるものには、たとえば「幸せ」を意味するプルメリアやホヌ、神聖な結びつきを意味するマイレリーフなど、どれも意味があるものばかりです。

特別な想いやハワイ語のメッセージなどをジュエリーに託し、ハワイ土産やプレゼントにしても喜ばれることでしょう。

ハワイアンジュエリーとは

「ハワイアンジュエリー」とは、ハワイ諸島から生まれたジュエリーのことで、洋彫りタガネを使用してハイビスカスやプリメリア、波模様などを掘った指輪やペンダントのことです。

彫り以外にも浮き彫りなどもありますが、日本とハワイ現地の彫りとは少々違いがあります。

まず日本ではエッジが効いた綺麗な彫りが好まれる傾向が多く、彫りを入れた後処理も軽くバフで仕上げるなど、キレがある彫りとなっています。

それに対しハワイ現地の彫りの場合、ワイルドで大胆さが感じられることが特徴であり、仕上げもバフを思いっきりかけたエッジのないことが多いようです。

ハワイアンジュエリーは、150年前のハワイ王国時代に英国ビクトリア王国から伝わった模様がハワイ独自の模様へと進化し、その模様を彫った宝飾品がはじまりです。

ハワイ王国最後の女王であるリリウオカラニが王に即位する前、英国の渦巻き模様とハワイの自然をモチーフに融合させてつくられました。

ハワイの自然のパワーが宿っているとされているハワイアンジュエリーを身につければ、幸せになるという言い伝えもあります。

そのためハワイの人たちがお守りとして愛し、代々受け継がれる家宝として扱ってきました。

王家の伝統を受け継ぐという意味も持つハワイアンジュエリーは、日本からハワイ旅行に行った方たちにも親しまれるようになり、現在ではハワイを訪れた際の記念や土産として購入されています。

大切な想いを形にするなど、この世に1つしかないハワイアンジュエリーを手にしてはいかがでしょう。