国内旅行の魅力 日本の世界遺産・文化遺産巡り

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はじめに

最近は、LCCなどの格安航空が急増し、以前より海外旅行に行きやすくなり、海外旅行に出かける人々も増えました。それに対して、「国内旅行は割高」というイメージも生まれていますが、今でも上手に旅をすれば割安で国内旅行を楽しむことができます。
日本国内の旅と言えば、景観であったり、温泉であったり、魅力いっぱいのスポットがあります。今回は日本各地のスポットを紹介していきます。

古都京都(京都府)

約1000年以上前、日本の都であったことから、街のいたるところに様々な文化遺産である寺社が立ち並んでいます。
国内外から多くの観光客が訪れ、日本の古都独特の雰囲気、風情が人気です。
17の寺社、城郭が1994年に文化遺産です。世界遺産として登録されました。代表的なものに、金閣寺や二条城・平等院・清水寺などがあります。
その建築美は、日本建築の究極のもので、多くの外国人を魅了しています。

知床半島(北海道)

2005年、北海道東部に位置する知床半島が、「世界遺産」の自然遺産に登録されました。北海道で初めての世界遺産で、キタキツネやヒグマ、オオワシ、アザラシなど、希少動物が生息し、北海道でも他の地域とは異なる景観や自然は雄大で、豊かな自然は迫力満点です。

屋久島(鹿児島県)

屋久杉は、鹿児島県屋久島の標高500m以上の山地に自生する杉で、狭義には樹齢1000年以上のものを指します。
特に、推定樹齢2170年~7200年の「縄文杉」をはじめとした原生林によって、形成された屋久島。手つかずの優れた広大な自然が残されていることが評価されて、1993年、自然遺産として登録されました。

白神山地(青森県~秋田県)

青森県から秋田県にかけて広がる総面積13ヘクタールの広大な白神山地。
アジア最大規模とも言われる温帯落葉広葉樹ブナの天然林です。
うっそうと茂った森林は神秘的な美しさを感じることができます。1996年に世界遺産に登録されました。

厳島神社(広島県)

宮城県の松島や京都府の天橋立と並ぶ「日本三景」の一つです。
全国500以上の厳島神社の総本社でもあります。その魅力は、海の上に浮かぶ社殿や鳥居で、満潮時に海に浮かんでいるような、幻想的で独特な構造で、パワースポットとしても有名です。

平泉(岩手県)

11世紀から12世紀までの約100年に渡って、奥州藤原氏が独自に発展させた、平泉町にある中尊寺や毛越寺、観自在王院跡、無量光院跡、金鶏山の史跡がその対象になっています。
2011年に登録された東北地方初の世界文化遺産です。

富士山(静岡県~山梨県)

日本の最高峰で美しい稜線を描く、円すい形のコニーデ火山です。
古くから「神の山」として人々の信仰を集めてきました。世界的にも日本のシンボルとして有名で人気も高いです。
2013年に文化遺産として認められました。

法隆寺地域の仏教建造物(奈良県)

聖徳太子によって建てられた法隆寺は五重塔をはじめ、1993年に「法隆寺地域の仏教建築物」として、日本で初めて世界文化遺産に登録されました。
そのうち11棟が現存する世界最古の木造建築物と言われています。

姫路城(兵庫県)

別名「白鷺城」とも呼ばれます。
2015年、5年間におよぶ「平成の大修理」により一層、白い漆喰の美しい姿によみがえりました。1346年、江戸時代初期に建立され、戦火を免れて現存する貴重な文化財です。国宝、重要文化財に指定され、1993年世界遺産に登録されています。

まとめ

ここでは紹介できませんでしたが、日本国内にはまだまだ素晴らしい世界遺産や文化遺産があります。それらを訪れてみるのもよいでしょう。

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