海外旅行の飛行機のキャンセル料はいつから発生するの?ANAとJALの場合
海外旅行では、契約後のキャンセルにはキャンセル料が掛かってきます。金額はキャンセルする時期によって割合が決まっています。海外旅行のキャンセル料はいつから発生するのかについて、ANAとJALを元にお伝えします。
カウントの仕方は?
海外旅行へ旅立つ日の前日から数えていきます。40日前からと言えば、旅行日の前日を含めてカウントして、さかのぼった場合の40日目という事になります。
40日目から31日目にキャンセルした場合
・ANA:無料。ただし、お盆・お正月・GWに出発する場合は海外旅行代金の10%
・JAL:10%、ただし10万円を上限とする様です。
→飛行機代が高い場合で、この時期にキャンセルする可能性があるならANAの方がお得の様です。
30日目~3日目
・ANA:旅行代金の20%
・JAL:JALについては、さらに期間が細かく区切られています。
→30日目から15日目まで
→旅行代金によってキャンセル割合も違っています。
→旅行代金が10万円未満なら20%(最大2万円)、旅行代金が10~15万なら2万円、旅行代金が15~30万なら3万円、30万以上50万以下なら5万円、50万以上なら10万円となっている様です。
飛行機代が100万円以上の場合で、キャンセルを30日~15日目までを考えられている場合、JALの方がお得です。JALでは14日目~3日目で初めてANAと同じ20%のキャンセル料となる様です。
海外旅行日の前々日のキャンセル料はいくらくらい?
海外旅行の旅行日の前々日ともなれば、キャンセル料はANAもJALも旅行代金の50%となる様です。
海外旅行前日と当日のキャンセル料は?
海外旅行前日と当日のキャンセル料については、ANAとJALともに同じでどちらも100%のキャンセル料が発生します。
当日キャンセルなのに50%でいい場合がある?
実は、ANAもJALは当日キャンセルであっても、旅行開始前のキャンセルと旅行開始後のキャンセルでキャンセル料が倍も違う様です。
・当日キャンセルでかつ旅行開始前のキャンセル料:50%
・当日キャンセルでかつ旅行開始後のキャンセル料:100%
キャンセルの連絡をしなければキャンセル料が発生しないと思う方もおられる様です。しかし、無連絡の場合も当日の旅行後キャンセルと同じ扱いとなります。ANAもJALもどちらも100%となっている様です。
テロなどが起ったためにキャンセルした場合は?
テロが海外旅行先で起こったとします。ニュースで見るなどすれば恐怖で飛行機のキャンセルをしたくなります。テロなどで飛行機の運航の取りやめがあれば、キャンセルしてもキャンセル料は掛からない様です。
しかし、個人的に怖いからという理由だけでキャンセルをした場合(運航されていた場合)はキャンセル料が発生する様です。
パックツアーの場合も同じです。旅行会社が取りやめた場合だけキャンセル料は発生しませんが、個人の判断でキャンセルをすればキャンセル料は掛かってくる様です。