車中泊で気をつけること
【はじめに】
最近、車を利用して旅行する車中泊が人気ですよね。ホテルのようにチェックイン、チェックアウトする必要もなく、自由に時間が使えます。また、移動も自分の好きなペースでできます。行く場所さえ自由です。そんな魅力に溢れる車中泊ですが、宿泊するときにはいくつか注意が必要です。
今回は車中泊をするときの注意点を紹介します。
【泊まっているんじゃなくて仮眠中です】
車中泊は「泊まる」という字が入っていますが、解釈としては泊まっていません。
高速のサービスエリアや道の駅が主に車中泊に利用されています。これらの施設は国土交通省が管轄する公的施設で、宿泊施設ではなくドライバーの休憩所として設置されています。
夜中に宿泊場所として車を駐車しても、公的には車中泊をしてるのではなくドライバーの仮眠中と捉えてくれているのです。そのため罰則を受けるようなことはありません。
だからといって好き勝手していいわけではないです。基本的には一般利用の方が優先になります。
【エンジンは切りましょう】
車中泊をすると車内が暑すぎたり、寒すぎたりして冷暖房をかけたままにしておきたいですよね。しかし、マナーとしてエンジンは切っておいてください。サービスエリアや道の駅は夜になると車中泊をする人が大勢やってきます。そんな中でエンジンをかけっぱなしにしては周りの人に迷惑をかけてしまいます。それだけでなく周辺住民への騒音にもなるので配慮が必要です。
また、エンジンの排ガスが外に排出できない環境に駐車してエンジンをかけたままにすると、車内にガスが入ってきて一酸化中毒になる恐れがあります。
なので、エンジンは必ず切りましょう。
【事前に調査しましょう】
車中泊も通常の旅行と同じように行き先について事前に調査することは大事です。とくにガソリンスタンドの場所です。車で移動する以上、燃料の補給が重要になってきます。慣れない土地でガス欠になってしまっては大変です。そうならないためにもガソリンスタンドの場所は把握しておきましょう。また、補給は早めにしましょう。給油ランプがつくギリギリまで車を走らせて周辺に何もないなんてこともありえます。
あと、知っておくと助かるのがコンビニの場所です。夜中になって必要なものがあれば買い物にいけます。
【まとめ】
好きな場所に車を走らせて旅をするのは自由を感じますよね。自由ではあっても最低限のマナーは守りましょう。つい楽しくなって周辺環境への配慮を欠いてしまいそうになりますが、車中泊は好意で成り立っていることを忘れないでください。それを踏まえて快適な車中泊を計画してみてはいかがでしょうか。