ハワイで熱帯性気候の場所とは?その特徴を紹介

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ハワイ諸島はいくつかの気候区分が存在しているため、同じ島だとしてもエリアによって違った天気であることもめずらしくありません。

その中でも「熱帯」と呼ばれる気候は、年の平均気温が摂氏20度以上であり、寒い月の平均気温は18度を下回らない場合を指しています。

ハワイ諸島はこの気候の定義に該当するため「熱帯の島」とされ、さらに「亜熱帯地域」でもあります。

そこで、ハワイの気候の特徴や、熱帯性気候である場所やその特徴について説明していきます。

ハワイ島の気候区分

ハワイ諸島の気候は5つの区分にわけることができ、冷帯をのぞく4つの気候帯がそろっていることが特徴です。

5つの気候帯をさらに細分化すると30ほどにもなりますが、ハワイ島では30のうち10の気候区分が確認できます。

ハワイ諸島の中でも複数の気候があるのはハワイ島だけであり、気候の変化による様々な景観を楽しむことができることが特徴です。

熱帯性気候と呼ばれる場所

熱帯に見られる「熱帯性気候」は、年間通して高温・多雨であり、気温の日較差は年較差より大きいことと温帯のような季節変化がないことが特徴です。

ハワイの熱帯雨林地域は、ヒロ・ホノカア・ハヴィ・ハマクアコースト・カラパナなどですが、いずれも雨が多く乾季がほとんどない場所とされています。

熱帯雨林の地域「ヒロ」の特徴

熱帯雨林のエリアのうち「ヒロ」は、島の東側に位置する場所で、空からの玄関口となる国際空港もあることが特徴です。

ハワイ島の郡庁があるため、人口も島ではもっとも多く、乾季のほとんどない「熱帯雨林気候」です。

年間平均降雨量訳3,300mmとおどろくほどの雨量で、オアフ島のホノルルの約5倍という多さですが、雨の降り方は夕方から明け方にスコールが起きるといった降り方であることが特徴といえます。

7~9月は気温が上昇するものの年較差は2~3度程度で小さく、日中の気温差は7~10度です。

ハワイ島は地球上のほとんどの気候を体験可能

ハワイ島は場所によって気候が大きく変わることが特徴であり、熱帯雨林・熱帯モンスーン・ステップ・砂漠・地中海・ツンドラ気候などを体験できます。

反対にハワイ島では体験できない気候として、亜寒帯・氷雪気候が挙げられますが、これだけ多くの気候を体験できるのはハワイだけです。

地球上のほとんどの気候が1つの島に存在している不思議な場所ともいえるため、パワースポットとしても注目されています。

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