九州北部にあるパワースポット宗像大社とは ?!!

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博多から北北東に位置する宗像市は、北九州と福岡の間にある自治体の一つとともに、離島を抱えています。正月になると宗像大社には大勢の参拝客でにぎわいを見せ、九州の北部や中部、それに山口の下関から多くの人が訪れます。今回は、パワースポットである宗像大社を紹介していきましょう。

マイカーを買ったら・・・

宗像大社へ参拝する理由の一つは、ご利益の一つである交通安全を祈願する目的です。福岡県内で車を購入した場合、無事故を祈願する意味でお祓いしようと訪れる方が多くいらっしゃいます。駐車場も広く確保されており、車での訪問もしやすいでしょう。

事前に予約を入れてから訪れ、神主さんによるお祓いをお願いして行ってもらうのが一つの儀式として広く認識されています。購入した車に神社のステッカーを貼り付けているのは、福岡ナンバーや北九州ナンバーの車あるあるでしょう。

交通だけでなく海上の神様としても広く知られており、周辺の漁師たちにおいても大漁を祈願するために参拝してから漁へ出るのが習わしとなっているようです。海からも近い場所に位置する神社ゆえに、こちらもご利益の一つとされています。

宗像大社は本殿以外にも中津宮や沖津宮と計三か所あり、全国にある宗像神社の総本山としての一面を持っています。

交通安全のお祓いは

宗像に限らず、玄界灘は対岸に朝鮮(現・大韓民国)半島の間に沖ノ島があり、そこで航海の安全のほか、国家及び皇室の安泰を祈願したことが始まりでした。

その後、移動手段の近代化に伴い車や鉄道へと移行したため、事故リスクは高くなると危惧したため、現在のスタイルへと変化していきました。

九州に鉄道ができた当初は、鉄道員が参拝し列車の事故を無くすよう祈願したため、交通祭と呼ばれる安全祈願祭が執り行われるようになり、交通安全といった言葉が誕生したきっかけとなりました。

そのため、ご利益については前述の通り交通安全が主眼となっているためパワースポットとしても注目され、福岡の観光名所として成長しています。

三つの宮があってこそ

この神社は宮が三つあって成り立っています。辺津宮で本殿が位置しており、市杵島姫命を祀っています。第二宮は田心姫神(沖津宮)、第三宮は湍津姫神(中津宮)とそれぞれ祀られています。

その理由は後述する中津宮と沖津宮が離島内かつアクセスが難しいため、本殿の裏側でお参りできるようお宮がそれぞれ設けられています。その他、高宮祭場があり市杵島姫命が降臨した場所の言い伝えがあり、日本における「祈り」のスタイルを伝えようとしています。

ちなみに高宮祭場は宗像大社における有名なパワースポットの一つとされ、神様が舞い降りた地としてエネルギーを授けてくれます。

また、周囲を見てもおごそか且つ神聖な場所とされ、強力な力を授けてくれます。また、縁結びの利益もあるため、境内に樫の木が植えられていますが、こちらではご神木としてあがめられ、夫婦円満のほか恋愛成就を目的に訪れる方もいます。

海の向こうにもあるの?!

玄界灘の中間に位置しているのが沖ノ島で、その中に鎮座しているのが沖津宮です。島そのものが神聖な場所となります。

島がご神体かつ女人禁制であり、木や草、石であっても持ち出しが禁止されています。その他、上陸する前に海の中で禊を行うなど徹底された管理が行われています。なお、上陸できるのは宗像大社の神職に限定されています。

もう一つは大島にある中津宮で、こちらは船を利用すれば上陸ができるのが特徴で、前述のように神職以外の上陸が禁止される沖ノ島については沖津宮遙拝場似て対応し、それ拝む拝殿としての性格を持っています。

アクセス

宗像大社へのアクセスについて説明します。

・JR鹿児島本線東郷から西鉄バス1系統宗像大社前から徒歩1分(辺津宮)
・中津宮へ行く場合は神湊波止場で下車後、船で25分

まとめ

宗像大社は福岡のパワースポットですが、宗像市内の離島に2か所存在していますので、意外と距離を感じさせますがご利益のメインとなる交通安全を祈願するための聖地であり、車を買ったらぜひ訪れてみたいものです。

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