北海道地方・東北地方の天然記念物指定洞窟のパワースポット
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パワースポットとはその場所を訪れる事で癒されたり、清々しい気持ちになれたり、元気がもらえたりするスポットの事です。長い月日を重ねて形成される鍾乳洞は、スピリチュアル的なパワースポットとしても注目されています。今回は北海道地方と東北地方の洞窟を2ヶ所ご紹介します。
夫婦龍が眠る場所 ～北海道の当麻鍾乳洞（とうましょうにゅうどう）～
まずご紹介するのは、北海道にある「当麻鍾乳洞」です。この鍾乳洞は、今から1億5千年程前のジュラ紀に出来たと推測されますが、発見されたのは1950年代と、知られてから比較的日の浅い鍾乳洞です。
1961年には北海道の天然記念物に指定され、多くの人が訪れる様になりました。5つのエリアに分けられた鍾乳洞内はライトアップされており、幻想的な風景が広がっています。洞窟の中で自然から湧き出す自然のパワーを感じることも可能なこの場所は、夫婦龍が休まる場所として縁結びのご利益を求めて、カップルやご夫婦で訪れる方たちもいるようです。
この鍾乳洞のある地域が当麻と名付けられたのは、その昔この辺りが「ト・オマ」と呼ばれていたことに由来します。その時代からの言い伝えでは、この地に現れた2匹の龍を人々は守り神として崇め、この地域の発展を祈ったとされています。当麻鍾乳洞はその守り神となった番の夫婦龍が休んでいる場所だと言われています。
所在地：北海道上川郡当麻町開明4区
営業時間：9時～17時
定休日：4月下旬～10月下旬までの間は定休日なし
料金
個人：大人（高校生以上）600円、小人（小・中学生）400円
団体：大人（高校生以上）500円、小人（小・中学生）300円
※団体料金は15名以上の場合に適用。幼児（小学生未満）は無料
交通アクセス：
旭川空港から車で30分※当麻町庁舎所在地まで
JR石北線当麻駅から車で約15分
マイナスイオンとご利益を ～岩手県の龍泉洞（りゅうせんどう）～
洞窟の中に住むコウモリと共に、国の天然記念物にも指定されている岩手県「龍泉洞」は、日本三大鍾乳洞の1つです。全長5000mもある巨大な地底空間のうち、散策できるのは入り口から700m程の範囲。それでも充分に広く、龍泉洞内には月宮殿と呼ばれる広い空間があり、ここはLED照明で幻想的にライトアップされています。
月宮殿には通路の奥から見た岩肌がハート型に見える場所があり、「ハートスポット」と呼ばれています。多くのカップルがその下をくぐって2人の未来を願い、恋愛運アップを求めて訪れるようです。ライトアップされた幻想的な洞窟内で、マイナスイオンと共にパワーを感じることで、非日常感を味わえるかもしれません。
他にも龍の頭の形をした龍の淵、亀の甲の形をした亀岩があり、訪れる人のワクワクするような冒険気分を盛り上げます。ライトアップされた岩々もさることながら、水深35mの深さを持つ第一地底湖、水深38mの第二地底湖、そして、水深98mの第三地底湖の美しさをぜひご堪能下さい。
所在地：岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉神成1-1
お問い合わせ先：0194-22-2566
営業時間：10時～16時
定休日：無し ※大雨による増水などの場合は休業
料金：一般1100円
駐車場：有り 442台
まとめ
今回は全国にあるパワースポットと言われる洞窟のうち、北海道地方と東北地方から1ヶ所ずつご紹介しました。どちらもその美しさに圧倒されるパワースポットです。是非、訪れてみて下さい。
