太宰府天満宮と周辺のパワースポット

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菅原道真公を祀っていることでおなじみ「太宰府天満宮」は、学問において、また志望校の入試において、受験戦争に勝ち残りたい方が訪れたり、各種資格取得をする社会人の方も合格して自分のキャリアアップにつなげたいといった目的で訪れます。
今回は、太宰府天満宮周辺のパワースポットについて紹介しましょう。

散策の始まりは・・・~太宰府天満宮~

先ずは、太宰府天満宮を紹介しましょう。冒頭に触れたように学問成就や受験合格などのご利益があり、菅原道真公が祀られているため、勉学系のパワースポットとされていることから、中学校では修学旅行のスポットの一つとして訪問されています。

参道を抜けると御神牛像が境内に存在し、頭をなでると知恵の力を授かるといわれており、病気や怪我をしている場所をなでてから同じところをなでると、悪い場所が回復する(いわゆる病気平穏)という言い伝えがあります。

境内にはたくさんのひょうたんが掛けられた場所があり、中に入っている酒を梅の木の下で飲んでおくと厄除けのご利益があるといわれ、災難から身を守ってくれるとされています。ただし、酒ですので未成年者に関しては見る程度にとどめておくとよいでしょう。

その他のご利益は、雷や火除け、家内安全や芸能の上達、子供の成長など広範囲にわたっています。

・住所:〒818-0117 福岡県太宰府市宰府4丁目7番地1号
・交通アクセス:西日本鉄道西鉄太宰府線太宰府から徒歩3分

赤い鳥居の先にあるものは~天開稲荷神社~

太宰府天満宮といえば本殿などを訪問するのが定番ですが、せっかく訪問しているのですから奥側を歩いておきたいものです。本殿の裏側のお茶屋さんや遊園地へ向かう途中に分かれ道があり、看板通りに歩みながら進むと赤い鳥居が見えてきます。石段を登っていくと天開稲荷神社へとたどり着きます。

九州最古の稲荷神社であり、その歴史は鎌倉時代の末期にさかのぼり、京都・伏見稲荷神社から分霊しました。御祭神は宇迦之御魂神で、食べ物(特にコメ類)の成長について見守ってくれる神様ですので、ご利益は五穀豊穣といった農業系のほか、商業や工業の発展、開運と幸福をもたらしてくれると言われています。

参拝の方法については、自分の干支の鈴を見つけ鳴らしてから、奥にある鈴を鳴らしましょう。後は、いつもの参拝方法で問題ありません。なお、アクセスについては太宰府天満宮と同一の関係で前述の通りです。

別の意味で有名になったケース~宝満宮 竈門神社~

天満宮から北東へと針路をとり、周囲は田園地帯と山に囲まれた場所にあるのが宝満宮竈門(かまど)神社です。名前の通りアニメの主人公の苗字と同じ故に、ファンからは聖地としても大人気で、当該漫画は社会現象を引き起こすほど国内外から広く人気を博する事態へとなりました。

それゆえに参拝客の一部はコスプレをしながら訪れるなど、社会的ブームの一面を垣間見る意味でも今を象徴しています。

ご利益に関しては縁結びで、古来より有名なパワースポットとされています。恋人がいる方はもちろんのこと、恋人がいない方でも素敵な縁に巡り合えるよう祈願する方も訪れています。

夏になると風鈴が飾られ、結びの音として短冊に願い事を記入してから飾っています。恋愛関連以外にも仕事や友人、夢などといった様々なご縁に巡り合える意味で訪れる方が後を絶ちません。

・住所:〒818-0115 福岡県太宰府市内山883番地
・交通アクセス:西日本鉄道西鉄太宰府線太宰府から徒歩40分

まとめ

古くより学問の神様としておなじみの太宰府天満宮と、その周辺のパワースポットを紹介しました。市内には二か所と少なめでありながらも、宝満山寄りには別の意味で話題になったスポットがあり、名実ともに大宰府を改めて有名にさせました。

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