常夏の島ハワイでききたい心地よい音楽「ハワイアンミュージック」の特徴・歴史を紹介

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ハワイ旅行に行ったときには、どこからか流れてくる心地よいハワイアンミュージックを耳にして、常夏の島へ訪れたことを実感する方も少なくありません。

美しい海や波、揺れるヤシの木にサンセットなど、どれもハワイでしか味わうことのできない雰囲気といえますが、どこからともなく流れてくるとろけるようなハワイアンミュージックも欠かせません。

そこで、常夏の島ハワイでききたい魅惑のハワイアンミュージックの特徴や歴史について紹介します。

 

ハワイアンミュージックとは

「ハワイアンミュージック」とは、スローからミディアムの曲調による楽曲で、メジャーコードで長調の曲が多いことが特徴です。

ハワイになじみのあるウクレレやスラックキーギターなどが使用され、優しい音色を奏でる音楽が一般的なハワイアンミュージックといえます。

ただ、これら以外にも、たとえばハワイ発祥の音楽やその影響を受けた音楽などもハワイアンミュージックと呼ばれています。

 

ハワイアンミュージックの歴史

もともとハワイには、古くからフラやチャントなどの踊りや音楽の文化が存在していました。

そしてギターやキリスト教文化の讃美歌などが移民により持ち込まれ、古くからの音楽と融合することでハワイアンミュージックの原型が誕生したと考えられます。

現在のハワイアンミュージックの形は19世紀後半にできたといわれており、ハワイアンで有名な「アロハ・オエ」もこの時代につくられた歌です。

20世紀にはハワイアンミュージックとしてレコーディングされ、広く知られ人気を得ることになりましたが、戦後にロックやポップスなどの人気が高まり衰退していくことに。

しかし1970年代半ば1980年代にハワイアンミュージックシーンも活気を取り戻し、現在でも伝統に根差したハワイ音楽が世界で愛され続けているといえます。

 

日本で広がったハワイアンミュージック

日本でもハワイアンミュージックは注目を浴び、人気を得ました。

もともと日本とハワイは移民の往来などがあり、戦時中の不遇を乗り越え歌手やグループなどスターも生まれたことで、戦後にハワイアンミュージックが再度注目されるようになりました。

ハワイの映画や曲もヒットし、さらにハワイアンミュージックが注目を浴びるきっかけになったといえるでしょう。

1970年代にはロックやポップスが流行したことで人気に陰りを見せたものの、ウクレレを使用するミュージシャンや次世代ハワイアンの演奏グループも出てくるなど、今でも様々な場所やシーンでハワイアンミュージックが使用されています。

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