旅行の目的~国内外パワースポット巡り~
恋愛や結婚、仕事運や金運など様々なポイントのうち、今はこの部分を特に強化したいという方もいることでしょう。日本国内外問わず、パワースポットは点在しており、人が旅行する目的の一つとされています。今回は国内外のスポットを紹介し、パワースポット巡りの旅行先の参考にしていただければ幸いです。
まずは国内
最初に紹介するのは、日本国内から三か所セレクトしましょう。今回は雄大な自然を感じさせるところ二か所を紹介しますが、この共通点を挙げるとしたら地球が誕生してから長い歴史を経て作り出してきた自然の一部です。後の一か所は学校の歴史の時間でも習っただけでなく、東京都内の観光をする際、バスツアーなどで立ち寄る機会があるエリアです。
奥羽の山脈~白神山地~
最初に紹介するのは、青森と秋田の県境にある白神山地です。1993年には雄大な自然がしっかりと保たれていることから世界遺産として指定され、日本国内外問わず観光客でにぎわっています。手つかずの森は魅力的で、植物や動物は普段見る機会が少ない種類が多数生息し、生体系システムが独特のものとなっており、今でもしっかりと保たれています。
山地にはブナの森や、十二湖と呼ばれる神秘的な湖の水の色はすごくきれいで、どうしてそのような色が出るのかについては今でも謎のままです。また、その森林はマイナスイオンをたくさん浴びることができ、心身ともにリフレッシュすることができることでしょう。
滝の流れは阿蘇山の一部~高千穂峡~
次に紹介するのは、九州宮崎の高千穂峡です。隣の熊本・阿蘇山からの火砕流で侵食され、その後長い年月を経てきれいな渓谷へと姿を変えていきました。いわば阿蘇山の一部ということです。そういう意味でも阿蘇山は九州そのものを物語っているといえるでしょう。また、イザナキとイザナミの神話の舞台としても登場しています。
高千穂といえば真名井の滝が有名で、関東の華厳の滝にも匹敵するくらい豪快に流れゆく滝の一つとされています。阿蘇山の火砕流から生まれた岸壁から流れてゆく高千穂の水は滝の流れとなって人々を魅了していることから、九州のパワースポットの一つとして認知されています。
〇交通アクセス:宮崎空港から宮崎交通高速バスで宮交バスセンター下車徒歩約8分
もと江戸城~皇居~
国内編の最後は、東京駅の目と鼻の先にある皇居です。1457年、太田道灌によって築城されたのが始まりで、1590年に徳川家康の居城として江戸幕府が設立され、以来日本の首都という位置づけとなりました。1868年、大政奉還により江戸は東京へと改められ、それまで京の都に住んでいた皇族が引っ越す形で江戸城は皇居へと姿を変えました。
2006年には日本100名城21番目の城として認可され、東日本地区における強エネルギーを持つパワースポットとされ、一部区域は一般公開されており、江戸城の一部を見ることができるスポットです。その皇居周辺は早朝にはマラソンランナーたちがランニングする姿を見ることができ、走りながらパワーを得ることができるのが特徴です。
〇交通アクセス:東京地下鉄千代田線二重橋前下車徒歩約2分
国外もにも目を向けて!
次は、日本を飛び出して世界へと目を向けてみましょう。パワースポットは日本国内だけとは限りません。様々なパワーを得ることができるだけでなく絶景スポットとしても認知されている場所が多数存在します。生涯で一度は訪問してみたい場所も存在していることでしょうし、フォトジェニック的にも最適な場所であるはずです。
天空の都市~マチュピチュ遺跡~
最初に紹介するのは、天空にある都市として有名なマチュピチュ遺跡です。日本から遠く離れた地球の裏側となる南アメリカ大陸のペルー・アンデス山脈にあり、古代インカ帝国の遺跡として私たちに伝えています。裾野から見たくても見ることはまず無理なこの遺跡ですが、古代遺跡を見ても非常に美しい姿で保たれています。
祭祀の執行や一年の暦を作るのに必要な観測を行ったりと、地球と宇宙の関係が身近な存在であることから、宇宙から得ることができるパワーを感じることができる遺跡です。体内ストレスが浄化され、地球から宇宙の力を授かる数少ないスポットです。ちなみに標高は約2430mで、霧に包まれることもしばしあるようです。
〇交通アクセス
成田からダラスとリマでそれぞれ乗り換えでクスコ空港が最寄
ウルル~エアーズロック~
次に紹介するのは、アボリジニ(オーストラリア原住民)の聖地であり、世界中のどの場所へ行っても一枚岩という意味では最大級クラスを誇っています。時期的には毎年5月から8月の夏の間がおすすめで、日本では梅雨から暑い夏の季節に相当しますが、南半球は比較的過ごしやすい秋から冬に相当する時期とされています。
夕方は沈みゆく太陽をバックに、夜は満天の空に輝く星空をバックに撮影することができ、その姿は自然が生み出した雄大な姿です。こちらも世界遺産に登録されていることから、オーストラリアを観光するという意味では欠かすことができない箇所とされています。
〇交通アクセス
東京(羽田)からシドニー経由でコネラン空港からシャトルバス利用
神秘なる島~モン・サン・ミッシェル
最後に紹介するのは、フランス北部にあるモン・サン・ミッシェルです。偉大なる天使ミカエルにより建造された修道院で、世界遺産として登録したのは1979年で、さらにラムサール条約登録地として指定されたのは1994年と、由緒ある場所とともに神聖なる地とされています。
遠くから眺めると神秘的な姿となり、私たちを魅了させるほか大天使ミカエルの力を授かることができるのですから、ヨーロッパ有数のパワースポットとしてフランス国内外問わず多くの観光客でにぎわっています。余談ですが、広島の廿日市市(はつかいちし)とは観光友好都市として締結しており、厳島神社も同じ世界遺産として取り持つ縁があるということから、日本とも縁がある地です。
〇交通アクセス
①東京(羽田)か大阪(関西)からエールフランスの直行便でパリ(シャルル・ド・ゴール)まで乗り、バスでパリ中心部へ。
②フランス国有鉄道 パリ・モンパルナスから特急列車でレンヌ下車バスで約70分
まとめ
以上、国内外のパワースポットを旅行先としてリストアップしてみましたが、人々が旅行する意味は自然と人々との触れ合い、そしてパワースポットへと向かい神秘的な力を得ることができるだけでなく、世界遺産めぐりとしても楽しめるということです。国内は週末の休みを、国外はゴールデンウィークや夏休みなどの旅行としてそれぞれ最適でしょう。