海外旅行の入国審査の流れについての予備知識

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【はじめに】
外国語に対して苦手意識をもっている日本人にとって、入国審査は最初の難関になると思います。特に初めて海外旅行に行くとなると、入国審査はすごく緊張しますよね。ドギマギしたり、曖昧な返事をしたりしていると「不審者と判断されて別室へ連れていかれてしまうかも・・・」なんて不安になります。
今回は、入国審査の流れと基本的な質問への答え方についてお話していこうと思います。

【最初にやるべき事と入国審査の流れ】

実は入国審査の流れはどの国もだいたい同じなので、一般的な流れを事前に頭に入れておけばスムーズにパスできます。
旅先の空港に到着して最初にやるべき事は、入国審査の列に並ぶことです。
例えば、アメリカの入国審査エリアの場合は、まず「NON-US CITIZEN」と書かれた列に並びます。入国審査ではビザや入国カード、パスポートなどの提示を求められますので、すぐに取り出せるよう準備することが大切です。
入国審査の列に並んでいて、前の人が終わった後「Next!」という言葉が聞こえたら、いよいよ自分の順番です。「May I see your passport?(パスポートを見せてください)」または「Passport please?(パスポートお願いします)」と言われたら「Here you are(はいどうぞ)」と言って必要書類を渡します。
その後、渡航の目的・滞在期間、「どこに泊まるのか?」や「帰りのチケットはあるか?」と質問されます。他にも旅行先に何度訪れた事があるか、職業、何か申告する事があればそれを伝えます。

【入国審査でうまく通じないときは?】

入国審査では、必ずしも相手の話していることが聞き取れるというわけではありません。審査官の訛りが強かったり、早口だったり何を言っているか分からない場合は、堂々ともう一度質問してみてください。
ゆっくり話してほしい時は、
「What was that?I’m sorry,could you speak more slowly?(なんでしょうか?すみませんが、もう少しゆっくり話してくれませんか?)」
もう一度言ってほしい場合は、
「Could you say that again, please?(もう一度言っていただけますか?)」
と伝えましょう。
英語で何度も伝えようとしても、会話が成立しなかった場合は、スマホアプリなどを活用するのも良い方法です。例えばGoogle翻訳は、音声翻訳もしてくれますので、入国審査だけでなく旅先の会話にも役立ちます。
海外に到着してすぐはWi-Fiが繋がらない場合は、オフラインで使用しましょう。そのためアプリの設定画面からオフライン翻訳ファイルを予めダウンロードしておくとよいでしょう。

【まとめ】

いかがでしたでしょうか?今回は入国審査の流れと基本的な質問への答え方についてまとめてみました。英語での入国審査はとてもハードルが高く感じてしまいますが、実際に聞かれる質問はほぼ決まっているため、しっかり調べて落ち着いて対応できるようにしましょう。

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