鹿児島県内のパワースポット

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九州の南側に位置する鹿児島は、古くは薩摩藩として奄美や琉球(現在の沖縄県)を統治し、幕末には長州(現在の山口県)と薩長同盟を結び明治維新を引き起こし、日本の近代化に寄与しました。桜島や沖永良部に屋久島などといった離島群などの自然は、今も観光客を中心に人気を博しています。今回は鹿児島県内のパワースポットについてご紹介しましょう。

南九州最大の火山~月讀神社~

最初は九州で一、二の高さを誇る桜島のふもとにある、月讀神社を紹介しましょう。桜島自体、対岸となる鹿児島港から眺められますが、せっかくフェリーが出ていますので乗船してから渡りましょう。

なお、鹿児島市から船を使わず車で行く場合はかなりの大回りを強いられ、所要時間がかかるリスクは高くなっています。この神社の場所は桜島港のすぐそばにあるため、海上輸送のアクセス面においては不自由ない場所です。

桜島自体がパワースポットとなっており、自然の力を得るといった効力は大きいのですがこの神社もまた、ご利益では仕事運や恋愛運、子宝や安産、それに金運や厄除けなどといった様々な効能があるとされています。

併せて訪問する場所と言えば湯之平展望所で、桜島の火口から近く、山からのパワーを得られるため、セットでの訪問がご利益のアップにもつながるとされています。

・住所:〒891-1419 鹿児島県鹿児島市桜島横山町1722番地

射楯兵主神社~釜蓋神社~

開聞岳から北西に位置する神社が釜蓋神社で、古来より武士道の神様として祀られ、旧日本軍の知覧基地から近かったためか、武運長久祈願のため鍋や釜のふたなどをもちながらお祈りすると帰還しやすいとの言い伝えがあり、戦前は出征者などで賑わっていました。

戦後はスポーツに従事する方だけでなく、芸能人などもこの神社を参拝し、厳しい世界を生き残るために祈願し、全国区で活躍される方がいるほどです。特徴としては、頭上に窯を乗せ、それを落とさず神殿まで行けたら願いはかなうといわれています。
直進で約10メートルの距離でありながらも案外難しいのは、集中力と精神力がなければ難しいためでしょう。

ご利益に関しては開運のほか勝負運や金運、恋愛運や厄除けその他子宝、仕事の運について効能があるだけでなく、拝殿の天井に龍の字が書かれており、それを撮影してから待ち受け画面にセットしておくとご利益がさらに上がるとされています。

・住所:〒891-0704 鹿児島県南九州市頴娃町別府6827番地

離島の北側~屋久杉~

さて、鹿児島空港から飛行機に乗って屋久島入りし、島の東側を外周しながら車を走らせると、安房の屋久杉自然館へと到着します。屋久島の一部が世界遺産に認定され、屋久杉そのものがパワースポットとされています。

有名な縄文杉は屋久杉といわれることもあり、樹齢何千年とされ、数多くの歴史を乗り越えて今日に至っていますので、生命力のすごさと自然の偉大さを改めて感じさせられます。地球の力を授かる場所の一つですが、トレッキングが要求されますのである意味山登り的要素が含まれています。

屋久杉が長きの歴史にわたって育ち続け、千年以上生きている樹木の存在と自然の素晴らしさ、そして神秘的な光景を見るために訪れる方々が多く、撮影スポットを見つけるとしてもどれが適しているのかでさえ迷うほど。霧がかかったときの屋久杉は幻想的な光景です。近くで見ると杉の木の大きさに圧倒されます。

・住所:〒891-4311 鹿児島県熊毛郡屋久島町

鹿児島の沖縄寄り~ホノホシ海岸~

奄美大島まで来ると文化は沖縄のそれに近く、鹿児島県内でありながらも琉球文化を楽しめるエリアです。奄美市中心部から南西、つまり加計呂麻島寄りに位置するホノホシ海岸は一般的な海岸で見られる砂浜はなく、その代わり石で敷き詰められているかのような海岸です。

石と言えば、ごつごつしたものではなく波によって丸くなってできたため自然から得るパワースポットとされています。なお、持ち帰りは災難が起こるなど神聖なる存在の為禁止されています。

奄美地区における初日の出スポットの一つとされ、正月にはこの海岸からのご来光を拝む方もいるほどです。夜になると満点の夜空が見られるためこの海岸との組み合わせを撮影する方々で賑わいます。

・住所:〒894-1523 鹿児島県大島郡瀬戸内町蘇刈

鹿児島にもあるぞ! ~ハートロック~

奄美にあるパワースポットをもう一つ取り上げますが、前述のホノホシ海岸から北東へ進むと手広海岸へとたどり着きます。その北側にある潮溜まりがハートロックです。

沖縄の古宇利島にも同じ名前のパワースポットがありますが、こちらはハートの形をした岩礁ですが違いを挙げるならば沖縄のそれはいつでも見られるのに対し、今回紹介する潮溜まりに関しては干潮時限定で、満潮時には海の中に隠れるため訪問する際には、満潮と干潮の時間を把握してください。

ご利益に関しては恋愛成熟がメインで、恋人と一緒に訪問すると末永いお付き合いが維持するだけでなく、縁結びまでにもつながるといわれています。沖縄にある岩礁も「恋」にまつわる効能のため、形は違えど名前とご利益が同じなのは偶然なのでしょうか、それとも奇遇でしょうか。いずれにしろ、ご利益が同じなスポットが日本に存在しているのは珍しいケースです。

・住所:〒894-0411 鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木1346番地1号

まとめ

鹿児島県内にも数多くのパワースポットがあり、九州だけでなく離島にも存在しています。屋久島や奄美などは飛行機や船の利用が必須ですが、県内を旅行する意味でも新鮮な気持ちで訪問しながら南九州の自然に触れてみましょう。

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