国内旅行でパスポートは必要?
【はじめに】
飛行機に初めて乗る方や外国から来た方は、日本国内での移動にパスポートがいるのか気になる方もいると思います。インターネットが普及し、気軽に海外旅行ができるようになった現在では、身分証明として提示する以外は、基本的に日本国内の移動であればパスポートは必要ないということは、ほとんどの方が知っている情報かもしれません。
しかし改めて疑問を持って調べてみると面白いことがわかりました。今回は「国内旅行でパスポートが必要なケースはある?」というテーマでお話していこうと思います。
【日本の国内線でパスポートが必要なケース】
上記の通り日本国内の旅行ではパスポートは不要であることはよく知られていますが、状況によっては公的身分証明書として必要なケースがあります。
基本的には身分証の提示は運転免許証などで済ませることができますが、航空会社によって対応が違ってきますので、事前にホームページなどで確認することをおすすめします。
また、確認番号や購入したときに使ったクレジットカードを忘れて空港に来てしまった場合でも、空港会社によってはパスポートなどの公的身分証明書を提示すれば飛行機に乗れるケースもあります。
ちなみに以前の成田空港では、空港の入り口で身分証の提示と荷物検査を行っていたようです。2015年頃からは特に検査等せずに通過できるようになっています。
【パスポートが必要な場合】
一方で、海外旅行で飛行機を利用する際、同じ国内での移動でもパスポートの提示を要求されることが多いので、空港に着いたらパスポートの用意をしておく必要があります。
アメリカでは、国内線利用でもセキュリティーチェックがとても厳しいです。
最近では「リアルID法」の成立により、特定の州では連邦基準のリアルID(運転免許証やID)またはパスポート等の身分証の提示が必須になりました。
この法律により、外国人観光客はもちろんアメリカ国民も身分証を提示する必要が出てきました。
他にも、ヨーロッパの国内線や韓国でも外国人に限り身分証明書として必要になります。
どちらにしろ、日本から海外へ渡航するならパスポートは持っているはずなのでいつでも出せるよう、準備しておくと無難でしょう。
【まとめ】
今回は、「国内旅行でパスポートが必要なケースはある?」というテーマでまとめてみました。日本国内での移動にはパスポートは必要ありませんが、海外旅行をする際にはその国の情報をよく確認する必要がありますね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。