時差ボケとは?ハワイ旅行で出国・帰国前後の過ごし方や解消法を紹介

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ハワイは日本と19時間の時差があるため、時差ボケには注意が必要です。

飛行機で長い時間を過ごした後、ハワイに到着して観光を楽しみたいのに、時差ボケで倦怠感や疲労感が抜けなければせっかくの旅行を楽しめません。

そこで、時差ボケについて、ハワイ旅行で防ぐために出国や帰国前後にどのように過ごせばよいのか、解消法などを紹介します。

 

時差ボケとは

「時差ボケ」とは、時差症候群とも呼ばれる現象であり、ジェット機で東西方向へ移動することで、体内時間に対する急激な環境の明暗周期が変わったときに生じる体の変調です。

飛行機による移動だけでなく、交代制勤務や夏時間などでも時差ぼけと同じ現象があらわれます。

主な症状としては、食欲不振・疲労感・吐き気・頭痛・腹部不快感・不眠などであり、体内時計の中枢といえる視床下部の視交叉上核が、環境の明暗周期に同期しにくいことで起こります。

 

時差ボケの対処法

時差ボケへの対処法として、体内時計を到着地の時刻に合わせることが挙げられます。

日本にいるときに、ハワイの時刻を知りたいなら、日本の時刻に5時間プラスして日付を前日に戻しましょう。

ハワイにいるときに日本の時刻を知りたいときは、ハワイの時刻から5時間引いて、日付を翌日にすれば確認できます。

時差ぼけを回避するには、体内時計を迅速に到着地の時刻に合わせなければなりません。

具体的には、次の5つのタイミングで軽減できる過ごし方をしましょう。

・出国前

・機内

・到着後

・帰国前

・帰国後

 

それぞれ説明します。

 

出国前

日本を出国するまで、生活サイクルをハワイ時間に近づけます。

ハワイと日本の時差は19時間のため、実質5時間と考え、生活サイクルを5時間早めるように調整します。

 

機内

ハワイへは日本の夜間に出発するため、飛行機の機内で機内食を食べた後は、眠ることを徹底しましょう。

そのために、アイマスクや耳栓、ネックピローなどを持参しておくことをおすすめします。

 

到着後

ハワイに到着する時間は、日本の深夜の時間帯です。

体内時計が眠気を誘う恐れがあるため、ハワイ到着の際には朝の太陽の光で体内時計をリセットしましょう。

 

帰国前

ハワイから日本へ帰国する前には、前日からしっかりと睡眠をとり、早めに夕食を済ませます。

日本へ向かう飛行機のほとんどは正午前後に出発し、8時間フライトを経て日本の昼から夕方に到着します。

 

帰国後

ハワイから日本への到着時刻は、飛行機の便によって異なるものの、午後2時から午後7時までの間です。

このときのハワイの時間は午後7時から深夜0時であるため、帰国後にすぐ眠るとハワイ時間の朝、日本時間の深夜に目が覚めてしまいます。

体内時計が戻るまでできるだけ眠らず、生活サイクルを日本時間に合わせることが必要です。

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