ハワイ文化の象徴であるフラダンス衣装で用いられるハイビスカスについて紹介

ハワイ文化の象徴として、たとえばフラダンスが挙げられます。

フラダンスは、身にまとう衣装やアクセサリーなどもどれも華やかなものばかりといえますが、その1つがハイビスカスです。

レイや髪飾り、ネックレスなどで華やかさを演出する際、色鮮やかなハイビスカスを使ったアイテムが使われています。

そこで、ハワイ文化の象徴であるフラダンスの衣装に使われることの多いハイビスカスについて紹介していきます。

ハイビスカスとは

ハイビスカスは、赤・黄色・白・ピンク・オレンジなど、いずれも原色で鮮やかな花色の熱帯花木です。

ハワイで州花とされているハイビスカスは神様に捧げる花という意味があり、ハワイ語で「Aloalo（アロアロ）」と呼ばれています。

ハイビスカスの花ことばは、次の4つとされています。

・上品な美しさ

・繊細な美しさ

・新しい美しさ

・信頼

見た目だけでなく内面的な美しさ、そして互いを信じ尊重し合うことを意味する花ことばを持つ花であるため、ウェディングジュエリーのモチーフに使われることも少なくありません。

ハワイ文化を象徴するフラダンスは、神聖な儀式での踊りです。

そのため身にまとう衣装なども決まりごとがありますが、レイやアクセサリーも神様の力を宿し災いを退けるお守りとして身につけます。

美しさや華やかさだけが目的ではなく、神様への敬意を示す厳かな装いです。

美しさと信頼の2つの花ことばを持つハイビスカスであれば、神様への敬意を示すことができるアイテムとしてふさわしいと考えられているのでしょう。

また、フラダンスのアクセサリーはハワイの自然素材で作るため、ハイビスカスが使われているとも考えられます。

ハイビスカスは、主に原色の鮮やかな色を付ける花ですが、実は次の色ごとに花ことばは異なります。

・赤色

・白色

・ピンク色

・黄色

それぞれ説明します。

赤色

赤色のハイビスカスは、「勇敢」「常に新しい美しさ」という花ことばを持ちます。

炎のような赤があらわすのは、情熱や熱い精神といえるでしょう。

白色

白色のハイビスカスは、「艶美」という花ことばを持ちます。

キメ細やかで女性の艶やかさなイメージをあらわすといえるでしょう。

ピンク色

ピンクのハイビスカスは、「華やか」という花ことばを持ちます。

イメージとしては、やわらかで抱擁感のある女性をあらわすといえるでしょう。

黄色

黄色のハイビスカスは「輝き｣という花ことばを持ちます。

常夏の楽園といわれる南国ハワイにぴったりな、太陽の輝きをあらわしているといえるでしょう。