ハワイ旅行でおすすめのビーチサンダルとは?誕生秘話とマリンシューズとの違い

ハワイ旅行の際、ビーチで過ごすときには、ビーチサンダルは必須です。
ビーチサンダルとは、鼻緒のついたゴムやEVA素材のサンダルであり、ビーチや水辺に適した履物といえます。
形状は日本の草履に似ており、水に濡れやすい場所でも気軽に履けます。
ハワイの公式シューズであり、どのような場面でも活用できますが、サマードレスやカジュアルなパンツルックにも合わせるなどファンションアイテムとしても活用できます。
そこで、ハワイ旅行でおすすめのビーチサンダルについて、誕生秘話とマリンシューズとの違いを紹介します。
ビーチサンダルとは
ビーチサンダルとは、日本の草履に似た形状で、鼻緒が付いた水濡れに強い材質のサンダルです。
通常は素足に着用するサンダルであり、「ビーサン」「ゴム草履」「ぞうり」と呼ばれる場合もあります。
ビーチサンダルの誕生秘話
ビーチサンダルは、実は日本生まれの履物です。
戦後の日本は多くのアメリカ人が入国していましたが、その一人であるレイ・パスティン氏が草履に目を付けて、ゴムで作ることを提案しました。
兵庫県にある内外ゴムの技術者の生田庄太郎氏と開発を進め、1952年に製品化に成功し、アメリカで販売スタートしたことが始まりです。
当初は認知されず苦戦を強いられたものの、現在は南国のリゾート地などで欠かせないアイテムになりました。
ハワイで誕生したビーチサンダル
1962年には、ビーチサンダル専門店がブラジルで誕生しました。
ブラジル人にも憧れのバケーション地であるハワイに関係するように、ポルトガル語でハワイアンの意味を持つ「ハワイアナス(Havaianas)」がブランド名称として付けられています。
ブラジルは日系移民が多く、日本の影響も至る場所で見られます。
ハワイアナスのビーチサンダルも日本のわら草履をデザインの基準としており、ビーチサンダル表面には日本の主食である米の形をインスピレーションとした楕円形のエンボス加工が施されています。
そのため、ハワイアナスはハワイに対する憧れと、日本の伝統を取り入れたサンダルブランドといえるでしょう。
マリンシューズとビーチサンダルの違い
マリンシューズとは、水中と陸上のどちらでも使える機能性の高いシューズです。
ビーチサンダルとは異なり、足全体をしっかり覆う形状といえます。
軽量な素材が使われているため、水に濡れても動きやすく、岩場や砂浜などでもケガを防ぐことができます。