札幌周辺のパワースポット巡り
北海道の冬は雪まつりやスキー、夏は避暑地としてそれぞれ観光需要が高い地域です。最果ての宗谷岬や利尻島や礼文島、納沙布岬、知床など見どころが満載の観光資源を擁しています。今回は北海道の中心部である札幌周辺のパワースポットをお送りします。
北海道神宮~円山公園の近く~
最初に紹介する北海道神宮は、札幌ドームが完成するまではプロ野球の公式戦が実施された円山球場や動物園などを擁する円山公園の中にあり、1871年に建造された神社です。当初は札幌神社として名乗りましたが、1964年に明治天皇を増祀することにより現在の北海道神宮を襲名することになりました。
しかし、1974年に放火事件に巻き込まれ社殿が焼失したものの北海道明のシンボルの一つとして復興が重要であるという見解により、1978年に修復を完了し現在に至っています。境内は北海道の桜の名所として地元の方々を中心に親しまれており、日本一遅い桜の開花と知られる札幌の地にとって短い春を象徴することでしょう。
この神宮は明治天皇のほか、大国魂神と大那牟遅神、少彦名神と四柱の神様を祀っており、主に国土や開拓の神様を中心とされています。
パワースポットとしては
この神宮のパワースポットにおけるご利益は、病気平癒や身体健康、厄除け開運のほか恋愛の成就や受験の合格、商売繁盛など様々な目的のご利益が得られる神社です。風水学を活用して建造された神社ですので、南東や北西からそれぞれ軟化した龍が合流し、ものすごいパワーを持つ二匹の龍の力を受けています。
頓宮のご利益については、恋愛系を司る狛犬が鎮座していることから鳥居側は恋愛成就、本殿寄りは親子狛犬であり、左右一対の狛犬に触れることにより、子宝に恵まれるというご利益を授けることができるでしょう。その他、鳥居の二つ目は病などの負の力からの縁を切り、三つめは金運(開運)のご利益をそれぞれ得ることができると伝えられています。
千歳神社~北海道の空の玄関口近く~
札幌から南東部へと進み、北海道の空の玄関口である新千歳空港は航空自衛隊千歳基地と隣接している空港で、新型機種への更新を済ませた政府専用機もこの空港がホームグラウンドで、自衛隊機や旅客機など各種飛行機の離陸や着陸シーンを撮影する人たちも千歳の地を訪問しています。
千歳神社は新千歳空港の北西となる青葉公園と千歳川の近くにあり、街の中心部からほど近いところにある神社です。前述の北海道神宮と比べ歴史があり、1658年に建造した松前番は千歳の地で神社を作ったとされています。札幌の近郊となりますが、空港やアウトレットモール等の帰り道に立ち寄れるという地の利を生かしています。
パワースポット的には
この神社のパワースポットは恵庭岳と風不死岳の間にある支笏湖から流れる千歳川の水をエネルギーとしており、縁結びのご利益があるとされています。その水の気は参拝される方を癒しながらも優しく満たしているということから、恋人として付き合っている方を中心に訪問されています。
また、北海道の金運神社であることから会社経営をしている方や個人事業をされる方を中心に訪問されていることから、商売繁盛のご利益があるとされているからです。また、幸井の水は支笏湖の伏流水からのもので、美味しい味がすることから千歳市民のほか、札幌や北広島、恵庭からも参拝ついでに立ち寄りながら取水される方もいることから、道央地区のおいしい水の郷としても知られています。
まとめ
札幌とその近郊にあるパワースポットを紹介しましたが、北海道で強力なパワーを感じることができる神社で、自分が何を目標にしているのかを明確にする意味でも訪問したいところですし、それぞれの目的に向けて成就することを願いながら訪問したいですね。