海外旅行先では頭痛薬の購入に注意
【はじめに】
楽しみにしていた海外旅行。当然万全の体調で過ごしたいものです。
しかし旅行先の水や食事、環境の違いで体調を崩すことも考えられます。
万が一に備えて薬を持って行くことに加え、いつも服用している薬も忘れないようにしましょう。
今回は海外旅行をする際の薬の持って行き方について調べてみました。
【服用している薬の注意点】
テロの問題もあり飛行機への荷物の持ち込みは厳しくなっています。主な規制品としては、武器類や刃物・ガス・電池などがあります。
ただし医薬品の持ち込みはルールさえ守れば大きな制限はありませんし、申請などの手続きの必要はありません。
酔い止めの薬や風邪薬・胃腸薬などは大きな制限もなく持ち込みが可能です。しかし、量が多いと問題があるので必要な分だけを小分けにして携帯しましょう。
一方、医師の証明が必要なインスリン注射や薬の総量1ヶ月分以上の持ち込みは手続きが必要になります。目薬などの処方箋のない液体薬は100ml以内の透明袋に入れておきましょう。
「錠剤・液体・粉薬」で医師の処方であることが分かれば持ち込みは可能になります。喘息用のボンベや血糖測定器も診断書があると持ち込みが可能になります。
訪問先の言語に翻訳されている医師の証明書を持っているとスムーズに手続きができます。
【海外での頭痛薬の購入は】
海外で販売されている薬と日本の薬は成分が違う可能性もあり、効きすぎや強い副作用に悩まされることもありえます。十分注意して購入しましょう。
また多くの医師が風邪には薬は不要だという見解を出していますが、頭痛と高熱が続いて風が疑われる場合は頭痛薬(解熱鎮痛剤)をおすすめしています。さらに強い喉の痛みや発熱が長引くと抗菌薬が必要な場合もあるので、その時は現地の医療機関を受診しましょう。
海外ではコンビニやスーパーでも薬を売っていることがありますが、薬剤師の説明や相談ができないので必ず薬局で買い求めましょう。
また日本では使用が禁止されている成分が含まれていることがありえますので、海外で購入した頭痛薬を日本に持ち帰ることはできません。これはサプリメントにも言えることなので注意しましょう。
【まとめ】
医薬品は市販の場合でも飛行機へ持ち込みは可能になっています。
市販の液体薬の場合は所定の容器に入れる必要がありますが、そうではなく処方薬を持って行く人は現地の言葉に翻訳された処方箋や診断書を持って行くとスムーズに保安検査の通過ができます。