アメリカ・ハワイでカメハメハ大王に会うことができる場所とは？

「カメハメハ大王」とは、ハワイ諸島を初めて統一し、1810年にハワイ王国を建国し初代国王となった人物です。

正式名称を「カメハメハ１世」といいますが、カメハメハ大王の愛称で親しまれている人物ですが、その像がハワイ州には３か所、アメリカ本土にも1か所建立されています。

カメハメハ大王像は、ミニチュア版がハワイ土産になり、多くの物屋で売られているため日本でも知られている存在です。

そこで、アメリカ・ハワイでカメハメハ大王に会うことができる場所について紹介していきます。

カメハメハ大王像がある場所

カメハメハ大王像が建てられているのは、次のハワイ州内で３か所、アメリカ本土１か所です。

・カパアウ

・ホノルル

・ヒロ

もっとも有名なのはオアフ島イオラニ宮殿の向かいの像で、最新の像はハワイ島東側のヒロにあるワイロア州立公園ですが、それぞれの場所について説明していきます。

「カパアウ」

「カパアウ」のカメハメハ大王像は、4体のうち最もはやく作られたことで知られています。

1880年にイタリアのフィレンツェで建造され、ホノルルまで船で運ぶ際、フォークランド諸島沖で沈没してしまいました。

その代わりにホノルル・ダウンタウンに新たに建造されたものの、沈んだはずの像が1912年に発見・回収されたため、修復後にカメハメハ生誕地近くのカパアウに設置されたとされています。

「ホノルル」

「ホノルル」のハワイ州最高裁判所には、2体目のカメハメハ大王像があります。

沈んだカメハメハ大王像の代わりに建造された像がそのまま残されている形です。

「ヒロ」

「ヒロ」のワイロア・リバー州立公園には3体目のカメハメハ大王像があります。

のんびりとした公園で、像周辺にも人があまりおらず、地元ハワイアンが散歩したり芝生で昼寝したりすることで利用されています。

ヒロを訪れた際、ショッピングに歩き疲れたら立ち寄りたい公園ともえますが、一角に鎮座するカメハメハ大王像も見逃せません。

「ワシントンDC」

ハワイだけでなく、アメリカ「ワシントンDC」の議事堂にもカメハメハ大王像はあります。

アメリカの各州は２体ずつ州の傑出した人物像を議事堂に寄贈しており、ハワイ州から寄贈されたのはダミアン神父とカメハメハ１世となっています。

カメハメハ大王像はマントが金色に輝く姿でビジターセンターに建造されており、象を目にすることを目的に議事堂を訪れる方もいるほどです。