ハワイで住むアメリカ人は多い?外国人と米国の割合を簡単に紹介
ハワイは、アメリカ本土からは遠く離れた場所の、太平洋の真ん中に浮かぶ島群で構成されています。
位置の関係により、アメリカからハワイへの渡航に、ビザやパスポートが必要になるのか不安に感じる方もいるようです。
しかし、ハワイ以外の49州・グアム・米領サモア(パゴパゴ)・北マリアナ諸島・プエルトリコ・米領バージン諸島からハワイへ渡航するアメリカ市民であればパスポートやビザは必要ありません。
2023年時点のハワイ人口のうち、アメリカ人は約25.2%を占めますが、大半はアジア系やハワイ先住民が占めています。
そこで、ハワイで住むアメリカ人は多いのか、外国人と米国の割合を簡単に紹介します。
ハワイ州とは
ハワイ州は、ハワイ諸島のことであり、アメリカ合衆国の50番目の州です。
アメリカの本土からは約3,220km離れた太平洋にある島群であり、40番目に人口が多い州といわれています。
島が集まってできているため、面積は8番目に小さく、人口密度は13番目に高いです。
昔はハワイ王国だった場所であるため、伝統や文化、言語など特有の歴史があり、現在でも守り続けている州といえます。
ハワイで住む外国人の割合
ハワイ州に住む人の4割がアジア系と言われています。
アジア系の人たちの内訳は、フィリピン系・日系・中国・韓国・ベトナムの順で多く、非白人が約7割住んでいるようです。
アメリカで住む白人は、2020年の調査では約58%といわれているため、全米平均の結果と逆転しています。
ハワイに住むアメリカ人の割合
アメリカは移住の頻度が最も高い国ですが、数十年間は移住率が低い傾向です。
国勢調査の結果によると、2019年3月から2020年の間に住居を移したアメリカ人は9.3%程度でした。
アメリカ人の移住率は、転居が盛んだった頃は20%に達しているほどの勢いだったようです。
しかし、40~60年代の住宅ブームや高度経済成長期を過ぎた後は減少傾向にあるといわれています。
米国国勢調査局のデータをもとにした2019年にハワイ住民が移住先に選んだ州のランキングは以下のとおりです。
1位 カリフォルニア州(11,985人・17.5%)
2位 テキサス州(6,977人・10.2%)
3位 ワシントン州(5,885人・8.6%)
4位 アリゾナ州(4,942人・7.2%)
5位 フロリダ州(4,103人・6.0%)
6位 ネバダ州(3,612人・5.3%)
7位 ノースカロライナ州(2,955人・4.3%)
8位 オレゴン州(2,798人・4.1%)
9位 コロラド州(2,782人・4.1%)
10位 ジョージア州(2,069人・3.0%)



