ハワイ島で白い砂浜が広がるビーチの由来とは?観光で訪れたいスポットを紹介

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ハワイといえば、真っ白い砂浜の美しいビーチに、きらきらと輝く海と青い空のイメージが強いことでしょう。

まさに南国の楽園といえるハワイですが、ワイキキがリゾート地として注目されるようになったきっかけであるビーチは、実は人工的に作られたものです。

アメリカ本土から運んできた砂を使った人工ビーチであるため、本来ハワイでは発見されることのない貝殻など含まれていることも少なくないとされていますが、その背景や観光で訪れたいスポットについて紹介します。

 

ハワイ島で白い砂浜が広がるビーチ

「クア・ベイ・マニニオワリ・ビーチ」は、ビーチに到着するまでに岩場を通るものの、ハワイ島では数少ないといえる白い砂浜の美しいビーチです。

白い砂浜とエメラルドグリーンに輝く海が美しいビーチであり、人がそれほど多くないため、ゆっくりと静かな時間を過ごしたい方にもおすすめといえます。

「カウナオアビーチ」も、真っ白い砂と透明度の高い海がきれいな場所です。

ビーチ近隣にホテルが多く建ち並んでいるため、観光客で賑わいを見せていますが、海自体は比較的静かといえます。

シュノーケリングやスタンドアップパドルなど楽しむことができ、高い場所から全体を見渡すように三日月形のビーチを撮影することもおすすめできます。

 

ワイキキビーチの白い砂の由来

ワイキキビーチは、白い砂浜で有名な場所といえます。

そもそもワイキキがリゾート地として注目されるようになったのは、1901年にワイキキ初のホテルが開業したことで、リゾート開発がスタートしたことがきっかけです。

湿地が埋め立てられて、島内やカリフォルニアから白砂が運ばれて人工ビーチがつくられました。

本来、ハワイといえば出稼ぎにいく場所といったイメージが強かったものの、1959年にアメリカ50番目の州になったことで、欧米の資本家たちが主産業をサトウキビ栽培ではなく観光業にしようと土地開発を始めたことで環境ががらりと変化します。

沿岸に運河や港湾が整備され、従来までは不衛生とされていた湿地も埋め立てられたことで姿を消し、区画整理で道路もできました。

ワイキキビーチはもともと魚の養殖地であり、玄武岩の黒い砂利が散らばっていた場所です。

しかし白砂が運び込まれて、建築家デザインのホテルが多く建ち並ぶようになり、豪華客船の定期運航便が就航するなど富裕層の楽しむ観光拠点へと変化したといえます。

日本でもハワイは初めての海外旅行に出かける観光地といったイメージが浸透するようになり、出稼ぎの場所ではなく旅行先に変わったといえるでしょう。

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