ハワイの灯篭流しとは?恒例行事「ランタン・フローティング・セレモニー」を紹介
ハワイの灯篭流しとは、毎年、アラモアナ・ビーチパークで開催される「ランタン・フローティング・セレモニー」のことです。
戦争犠牲者への祈りや、癒しを込めて行われるイベントであり、災害や病気で命を落とした方たちへの冥福の気持ちも込めて開催されています。
宗派の垣根を越えて、灯籠に感謝と愛情を託し、故人を偲ぶことが目的のイベントです。
そこで、ハワイの灯篭流しである「ランタン・フローティング・セレモニー」について紹介します。
ランタン・フローティング・セレモニーとは
「ランタン・フローティング・セレモニー」とは、メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)の祝日に実施される恒例行事です。
「真如ハワイ灯籠流し」と呼ばれる行事であり、オアフ島アラモアナビーチを会場で開催されます。
メモリアルデーの祝日に、戦争犠牲者に対する癒しや祈りを込めたイベントであり、年齢を問わず人種や国籍なども一切不問で誰でも参加できるイベントです。
テントでランタンセットが配布され、メッセージをそれぞれ書き込み、飾りつけなどを施してランタンを作ります。
夕暮れ時に多くの灯篭が流される姿は、美しい日本の歴史や文化に触れることができる貴重な時間といえるでしょう。
なお、2024年は5月27日(月)に開催されました。
2024年の灯篭流しの様子
「真如ハワイ灯籠流し」は「真如ランタン・フローティング・ハワイ」が主催する灯籠流しであり、宗派の垣根を越えて感謝と愛を灯籠に託し、故人を偲ぶイベントです。
アラモアナビーチの特設テントで、灯籠がなくなるまで先着順で行われます。
2024年は、小雨が降ってきたため山側にかかる美しい虹を眺めることができたようです。
和太鼓と横笛の迫力ある演奏の披露後、吹き鳴らされたほら貝の音で、原住民のカフナによる神々への祈りが奏上されました。
その後、メッセージが述べられ、灯篭流しがスタートしたとされています。
参加は無料
「真如ハワイ灯籠流し」は、事前に設置された仮設テントでランタンセットが配られます。
メッセージを書き込んだり飾りつけたりした後で、アラモアナ・ビーチパークから流します。
メッセージを書いて流したい方は、仮設テントに10時から16時までに到着するようにしてください。
自然環境に配慮したランタンが使われていますが、自宅で用意したものは海洋生態系に有害である場合もあるため、必ずテントで配布されるランタンを流しましょう。