ハワイ島の広大な牧草地と美しい町が特徴の「ワイメア」とはどのような場所?
ハワイ島の広い牧草地に美しい町が特徴といえるのが「ワイメア」です。
ワイメアと言えば牧場と呼ばれるほどで、町の周辺には一面の牧草地が広がっています。
そこで、ワイメアとはどのような場所なのか、その特徴などを紹介していきます。
一面の牧草地帯が広がる場所
ハワイ島で、ヒロ・カイルアコナに次いで第3の町といわれているのが、一面の牧草地帯が広がる「ワイメア」です。
ワイメアには2つのショッピングセンターがあり、それぞれに大きなスーパーマーケットがあるので買い物に困ることはないといえます。
町周辺には一面の牧草地帯が広がっており、南東にマウナ・ケア、北西には陽に照らされて黄緑色に輝くコハラの山並みを臨むことができます。
「カムエラ」と呼ばれることもある場所
ワイメアは「カムエラ」と呼ばれることもありますが、これはオアフ島やカウアイ島にも「ワイメア」という地名があるため、郵便局が「カムエラ」という住所表記に変えたことがきっかけのようです。
また、ハワイ語の 「Kamuela(カムエラ)」は「 Samuel(サミュエル)」のことをあらわし、ワイメアにある広大な牧場であるパーカーランチを所有する一族の三代目「サミュエル・パーカー」に由来するとも言われています。
サミュエル・パーカーは王国の外務大臣でもあった人物です。
他にも「サミュエル・マフカ・スペンサー」に由来するとも言われており、この人物はハワイ郡長で「サミュエル・スペンサー・ビーチ・パーク」の由来にもなっている人物です。
緑豊かな放牧の牧草地が広がる場所
ワイメアの高地では、緑豊かであり起伏が多い牧場で牛を飼育するハワイアン・カウボーイの文化を見ることができます。
また、乗馬ツアーやオフロードカーで景色を眺めることもでき、カフア牧場で音楽を聴きながらバーベキューやランチも楽しめます。
道路標識にも注目
ハワイ島では右側走行のため、右左折のときには左レーンに入らないように注意してください。
また、歩行者には十分に気をつけるようにし、横断歩道に人が立っていたり横断していたりするときには必ず一旦停止するようにしましょう。
なお、ワイメアの「停止」を意味する道路標識は、「Stop」ではなく「Whoa」が使われています。
カーボーイが馬を止めるときの掛け声ともいわれています。
また、右折については信号が赤でも可能であることが特徴であり、停止しているままでは後ろからクラクションを鳴らされてしまう可能性がありますので注意しましょう。