全国厳選!　仕事運に御利益のあるパワースポット

「人事を尽くして天命を待つ」という格言が示す通り、仕事を成功に導くには自分自身の取り組む姿勢が第一です。これに神仏の御加護が加われば、さらに心強い励みとなるでしょう。仕事運の御利益が得られるパワースポットにはどのような場所があるのか、見てまいりましょう。

名将たちからの崇敬を集めた【鹿島神宮】

仕事運とはすなわち、ビジネスという勝負事に打ち勝つための勝負運とも言えるでしょう。必勝祈願をはじめ、出世や金運上昇に御利益がある神社として古くから知られているのが、
鹿島神宮です。

主祭神である武甕槌神は、神代の時代、天界すなわち高天原の使いとして降臨し、大国主神から地上を譲り受ける大役を果たした神として知られています。その祭られている神様の偉業を反映して、物事を成功に導く御利益があるとされているわけです。

歴史を遡って見ても、鎌倉幕府を開いた源頼朝公や、江戸幕府を開いた徳川家康公など、名だたる天下人をはじめ多くの名将に崇拝されてきました。

また、境内に設置されている要石には、これによって地震を発生させる大鯰が封じられているという言い伝えが語り継がれています。これにあやかった要石守を所持することによって、災難を回避し、ライバルからの妨害を克服する力が与えられるとされています。

▽所在地：茨城県鹿嶋市宮中2306-1

天孫降臨の神話において、天孫すなわち瓊瓊杵尊を高天原から高千穂の地へと導く役割を果たした猿田彦大神。導きを司るその神様を祭神とした神社は全国各地に存在しますが、その総本社と見做されているのが椿大神社です。

「経営の神様」の異名を持つ日本屈指の名経営者・松下幸之助氏が祈願した神社としても有名です。境内には末社として、その経営の神様を祀った松下幸之助社も設けられています。

参拝の際にはまず主祭神を祀る本殿に祈願し、続いて松下幸之助社に詣でることで、仕事を成功に導く御利益が期待できるとされています。

▽所在地：三重県鈴鹿市山本町1871

天孫降臨を行った瓊瓊杵尊を祭神とする、繁栄の御利益があるとされる神社です。平安時代末期の源平合戦の頃、平清盛公によって伊豆に流された幼少時の源頼朝公が幾度も参詣したことでも知られています。

大きな目標に至る道を切り開く御利益が得られると伝えられています。戦後日本の礎を築いた宰相・吉田茂氏や、西武グループ創始者・堤康次郎氏など、現在に至るまで多くの著名な財界人が参拝に訪れました。

また、境内社の九頭竜神社内から出る湧き水・龍神水には浄化と金運アップの効果があるとされています。

▽所在地：神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1

以上のように、仕事運に御利益があるパワースポットとして全国的に有名な神社について見てまいりました。

仕事や学業など様々な取り組みごとについては、まず自分自身すなわち人間の力でやるべきことを全うし、その上で御利益を祈願すれば、大きな心の支えが得られることでしょう。