米国の州の1つであるハワイ州とは?気候や自然環境・経済など紹介
米国の州の1つであるハワイ州は、活発な火山活動により吹き出したマグマで島ができているため、約132島の群島で構成されています。
いろいろな大きさの島があるものの、ハワイ旅行の観光客が訪問できる島は、カウアイ島・オアフ島・ラナイ島・モロカイ島・マウイ島・ハワイ島の6つです。
ハワイは米国の50番目の州であるものの、1900年から1959年までの間は米合衆国の準州(テリトリー)とされていました。
そこで、米国の州の1つであるハワイ州について、気候や自然環境・経済など紹介していきます。
ハワイ州とは
ハワイ州は、1959年に米国50番目の州となったアメリカでは新しい州であり、州都はオアフ島のホノルル市です。
1894年にハワイ共和国が宣言され、1959年にハワイ独特の文化や伝統などの重要性を認識したアメリカ合衆国が50番目の州としたことで、本格的なリゾート開発が始まりました。
ハワイの気候
ハワイは、1年を通して過ごしやすい気候であるといえます。
海に囲まれている場所であり、ホノルルの最高気温は31℃、最低気温も13℃で、大きな季節の変化はありません。
気温の季節変動がほぼないため、日本の四季のようにたびたび衣替えなどに悩まされることもないでしょう。
降水量の変化で季節が変わったと体感することが多いものの、夏は北東の貿易風の影響を受けるため、暖かい晴れの日が続きます。
冬は貿易風も数週間程度しか吹かなくなるため、嵐が突入してくることはありますが、大きな気温変化はやはりありません。
ハワイの自然環境
ハワイ列島は、現在も火山活動が続いています。
ハワイ島には地球上でもっとも活発といわれている活火山があり、激しい爆発こそはないものの、頻繁に噴火を繰り返して液状の溶岩が海に流れでて冷やされ、陸となって島の面積を広げています。
ハワイの経済
ハワイ全土の半分は政府が所有していますが、8割は連邦政府ではなく州政府が支配していることが特徴です。
ハワイの全私有地の8分の7を保有しているのは39人のみで、2千ヘクタール以上をそれぞれが所有しているとされています。
オアフ島を除くその他の島は、地主たちが私有地の約9割を所有しているようです。
ハワイ州の経済は、古くは大手砂糖会社を筆頭に複合企業群が支えていました。
しかしリゾート開発が進んでからは、サトウキビの生産ではなく、観光業がメインになっています。