近年海外旅行に行く人が増加している
【はじめに】
最近、街中を歩いていても海外の方を見ることが多くなったと思いませんか?
世界の海外旅行者の数は年々増加していて、2017年には13億人を突破したと言われています。
一方、日本においても2018年には出国者の数が約1900万人を超え、世界のグローバル化は進んでいると言えます。
今回、データから分かる「海外旅行の国内情勢」についてお伝えできればと思います。
【出国者数は韓国が1位】
最新のデータによると、日本人の人気の旅行先は第3位が香港、第2位が台湾、第1位が韓国となっており、第2位の台湾と1位の韓国に至っては、1ヵ月間の出国者は20万人を超える渡航者がいます。
また、人気の渡航先を国別でランキングしたところ、1位から10位までをアジアの国が独占していました。訪日外国人の数も東アジアを中心にアジアの国が10位までを占めています。
【多くの空港で出国者数が増加している】
2018年度の調査によれば、成田空港の出国者数は56万人を超えており、昨年同月比に比べて7.9%も増加しています。羽田空港も前年に比べて6.6%増の39万6千人も増えています。特に出国者数が増えたのが、那覇空港で昨年よりも30.9%も多い1万6千人でした。
このデータから分かるように、多くの空港で出国者数が増加傾向にあります。
【日本人の海外旅行者の動向】
海外旅行の低迷が改善したのは2016年頃だと言われています。これは、日本の雇用環境が改善され、就職率の高まりと若者の給与所得の改善が理由となっています。
その結果、20代前半の出国率は他の世代よりも大きく改善しました。若者世代とは反対に、シニア世代の出国率は減少傾向にあります。シニア世代の出国数減少の原因は、年齢が70歳を超え、海外旅行に行かなくなった人が増えたことです。これまでレジャー消費をしてきたシニア世代から今度は若い世代への世代交代が起きていると言えるでしょう。
【おわりに】
近年はLCCなどの台頭によって安く海外旅行を楽しむことができるようになっており、多くの空港で出国する人が増えています。
特に日本から近く、時差が短いアジアの国が人気で、多くの日本人がアジアへ出かけているようです。海外旅行は以前に比べて敷居が低くなっており、気軽に楽しむことができるようになっていますので、国内では体験できない刺激的な経験をしてみたいのであれば、ぜひ海外に行ってみましょう。最後までご覧いただきありがとうございました。