この木なんの木?ハワイ・オアフ島のモンキーポッドとモルナルア・ガーデンを紹介

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日立製作所のテレビCMで有名な「この木なんの木」でおなじみの「日立の樹」は、ハワイ・オアフ島のモアナルア・ガーデンパーク内にあるモンキーポッドという木です。

モアナルア・ガーデンパークは、カメハメハ5世が幼い頃に暮らしていたコテージのあった場所として知られている公園で、ホノルル空港から車で10分程度の場所にあります。

そこで、ハワイ・オアフ島のモンキーポッドとモルナルア・ガーデンを紹介します。

 

モアナルア・ガーデンとは

「モアナルア・ガーデン」は、オアフ島・ワイキキから車で30分ほど走った場所にあります。

地元の人が憩う場であり、観光スポットでもあるなど、多くの人が足を運びます。

ハワイ原産以外にもいろいろな植物が世界中から集められ、園内に植えられいますが、日立の樹と呼ばれる「モンキーポッド」もその1つです。

樹齢130年を超えるモンキーポッドの木は、日立製作所のCMに登場していた「日立の樹」として知られています。

 

モアナルア・ガーデンの歴史

モアナルア・ガーデンには、ハワイの伝統とともに歩んできた土地で、古くはハワイ王国を建国したカメハメハ王家の所有地でした。

公園内に今も残るコテージは、1850年代にカメハメハ5世の別邸として建てられたものです。

その隣にあるタロイモ畑は、初めてオアフ島に来た人々が、この地に住み栽培を始めた名残であるといわれています。オアフの歴史の原点ともいえる場所でした。

公園のモンキーポッドの大木は、日本の電機メーカー「日立製作所」が1973年から企業宣伝のシンボルとして使っている木で、テレビCMなどでも以前は多く放映されていました。

 

ハワイ伝統を見守り続けてきた木

樹齢130年といわれるモンキーポッドは、公園づくりに込められた思いやハワイに息づく伝統を長きに渡り見守り続けてきた木です。

日本では日立の樹として知られているモンキーポッドのあるモアナルア・ガーデンパークには、「HITACHI」のサインボードが掲げられています。

サインボードには、次の内容が記載されているため、もしもハワイ旅行に行ったときには足を運んでみることをおすすめします。

“「日立の樹」は、社会インフラや家電製品、それらを支える部品・材料、さらには物流や金融サービスまで、さまざまな事業領域でグローバルに活動する日立グループが、技術を持ち寄って社会に貢献する姿を象徴するものとして、長年にわたりCMなどで活用されてきました。現在、「日立の樹」は、世代や地域を越えて多くの人々に親しまれており、お客様と日立グループを結ぶ絆として大きな役割を果たしています。日立グループは、この「日立の樹」を世界の人々に親しまれる「樹」に育てていくとともに、この緑豊かなモアナルア・ガーデンを魅力溢れる憩いの場としていつまでも大切に守っていきます。“

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