ワイキキビーチとは?歴史や8つのエリアの特徴を簡単に紹介

ワイキキビーチとは、ワイキキ中心で8つのビーチで構成され、3キロ程度に渡るビーチです。
初めてハワイを訪れる方だけでなく、リピーターにも人気のビーチであり、まさにハワイの代名詞といえる場所といえます。
ハワイの象徴といえるビーチであり、人気スポットだけでなく穴場スポットも多く、充実したアクティビティで朝から晩まで思いっきり遊ぶことができる場所です。
そこで、ワイキキビーチについて、歴史や8つのエリアの特徴を簡単に紹介します。
ワイキキビーチの歴史
ワイキキビーチは、日本語で「水」を意味するハワイ語の「ワイ(wai)」と、「湧き出る」を意味する「キキ(kiki)」を語源とした名称がついたビーチです。
名称どおり、もともと200年ほど前まではタロイモ畑や真水の湧き出る湿地帯だった場所であり、かつては王族や地元の名士が過ごす保養所でした。
20世紀に、アメリカ本土でハワイへ豪華客船を使った旅がブームとなったため、リゾート開発が進んだようです。
美しい光景の広がるビーチであり、アラワイ運河を掘った土で埋め立てられ、カリフォルニアやオアフ島北部から運ばれた白い砂が広がる風景は、とても人工的につくられたとは感じさせません。
ワイキキビーチの8つのエリアの特徴
ワイキキビーチは3キロの距離に及ぶ広いビーチですが、西側はヒルトンハワイアンビレッジ前のデューク・カハナモク・ビーチ、東側はダイヤモンドヘッド側のアウトリガーカヌークラブビーチまでが、以下の8つのビーチに分けられています。
・デューク・カハナモク・ビーチ…ビーチ名称は、伝説のサーファーといわれているデューク・カハナモクが、幼少期に過ごした場所に由来しているようです。
・グレイズ・ビーチ…カヴェヘヴェヘと呼ばれていたビーチであり、クルーズ船の発着場所として知られています。また、病人が訪れていた伝説のパワースポットともいわれているようです。
・プリンス・クヒオ・ビーチ…ワイキキビーチの中央部に位置するビーチです。
・カハロア&ウルコウ・ビーチ…高級ホテルが立ち並ぶ場所に隣接するビーチのため、観光客数が多く人でにぎわいます。
・クイーンズ・サーフ・ビーチ…カピオラニ公園前にあるビーチで、シュノーケリングなどを楽しむ方が多いといえます。
・サン・スーシー・ビーチ…カイマナビーチとも呼ばれており、ワイキキの中心部から離れた場所にあるため、とても静かです。
・フォート・デ・ルシー・ビーチパーク…比較的観光客は少なく、ワイキキ中心部の賑わいに疲れたとき、静かに過ごせます。
・アウトリガー・カヌー・クラブ・ビーチ…ワイキキ中心部から離れている小さなビーチであり、観光客が少ない穴場のプライベートビーチ感を楽しめます。