せっかくだから出かけてみない? 都内のパワースポット

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遠くへ行きたくてもこのご時世では躊躇せざるを得ない現状です。なるべくなら安くて近くて短めの日程で週末を過ごしたいといった方もいらっしゃるでしょう。今回のお話は、日帰りで十分楽しめる都内のパワースポット巡りを提案しましょう。

愛宕の山のふもとには~増上寺~

江戸の鬼門と裏鬼門を護る意味で建造されたのが、最初に紹介する増上寺です。徳川幕府により江戸城における気を護り、外部からの悪しき力を断ち切る為の砦としての側面を有しています。繁栄を築いた江戸の町が大政奉還ののち東京と名前を変え、関東大震災や第2次世界大戦時における空襲を乗り越えながら今なお発展を続けているのも、徳川家康公の先見の明があってのことかと推察したくなります。

パワースポットとしては、厄除けや勝負運アップなどのご利益があることで有名です。後者については大学や専門学校、それに各種資格の受験やスポーツの試合において合格や勝利を勝ち取るとともに、家康公の勝利運にあやかりたい方々が参拝に訪れます。

標高がたった25メートルしかありませんが、東京23区内で最も高い愛宕山。そのふもとに増上寺が位置します。加えて、芝公園と東京タワーが目と鼻の先にあります。
夜ともなれば東京タワーのライトアップとの絡みで、フォトジェニック的に目を惹くショットが生まれるのも増上寺の魅力と言えるでしょう。

・住所:〒105-0011 東京都港区芝公園4丁目7番地35号
・交通アクセス:東京都交通局都営三田線芝公園から徒歩7分

その山を登る先には・・・~愛宕神社~

前述の愛宕山のふもとが増上寺なのに対し、その山を登ったところにあるのが愛宕神社です。虎ノ門や芝公園から見るとちょっとした坂の上にある神社といった印象があります。虎ノ門ヒルズなど周辺の高層ビル群に囲まれる神社のたたずまいは、都会の中のあるささやかなオアシスを印象付けるものです。

境内へと続く86段の急な石段は、出世の石段と呼ばれ、仕事・出世の運が上がるとされています。
江戸時代、将軍の命に応え、1人の武士が段上に咲く梅の枝を取るべく騎乗のまま一気にこの石段を駆け上りました。その馬術の見事さを讃えられその武士は大いに出世したという言い伝えがあり、これが出世の石段の由来とされています。
出世の石段には仕事・出世のみならず、恋愛の炎を焚きつけ恋愛運を上昇させるご利益もあるそうです。

・住所:〒105-0002 東京都港区愛宕1丁目5番地
・交通アクセス:東京地下鉄日比谷線神谷町から徒歩6分

都内の神社の中心~大國魂神社~

東京競馬場に程近い大國魂神社は、武蔵国(現在の東京都・埼玉県の旧国名)の総社です。ここへの参拝だけで都内や埼玉県の主要神社を参拝したのと同じ効力を持っているとされています。とくに厄除けと縁結びにご利益があるようです。
本殿裏に立つイチョウのご神木や、参道の両脇に位置する鶴石・亀石が運気アップのポイントとされ、人気を博しています。

・住所:〒183-0023 東京都府中市宮町3丁目1番地
・交通アクセス
京王電鉄競馬場線府中競馬場正門前から徒歩7分
JR南武線府中本町から徒歩11分

「ひえだ」と呼ばないで~日枝神社~

最後に紹介するのは日枝神社です。読み方は「ひえ」ですので、「ひえだ」と間違えて呼ばないようお願いします。
出世運や仕事運など実務についてご利益があるパワースポットとして有名です。場所柄、国会議事堂や首相官邸、衆議院と参議院の各議員会館が近くに点在しており、政治家や財界の方々がしばしば参拝に訪れ、大手一流企業の社用参拝にも多く利用されます。

それ以外にも神の使いである猿(音読みのエンに因む)と伊弉冉(いざなみ)の神が縁結びの力を授けてくれる恋愛成就のスポットとしても注目されています。恋人に巡り合いたい方は一度参拝に訪れてみてはいかがでしょうか。

・住所:〒100-0014 東京都千代田区永田町2丁目10番地5号
・交通アクセス:東京地下鉄銀座・南北線溜池山王から徒歩1分

まとめ

東京都内のパワースポットを紹介しました。日帰りで行ける距離内の強みを生かしながら、デートスポットの一つとして活用できることでしょう。ちょっとした豆知識も取り入れながら訪れてみたいものです。

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