ハワイで個人所有の立ち入り禁止のハワイ最古の島「ニイハウ島」を観光する方法

ハワイ諸島の西端に位置する場所に存在するハワイ最古の島が「ニイハウ島」です。

ニイハウ島は、「禁断の島」や「禁じられた島」とも呼ばれる島で、個人所有であるため立ち入りが禁止されており、ハワイ旅行でも観光に足を運ぶことはできません。

そこで、実際に「ニイハウ島」とはどのような島なのか、どうすれば観光できるのか紹介していきます。

ニイハウ島とは

「ニイハウ島」とは、ハワイ最西側に位置する島であり、面積約179㎢のハワイ最古の島です。

天候に恵まれていればカウアイ島からニイハウ島を眺めることができるのは、2つの島の距離は南西に27㎢程度だからといえます。

島内唯一の集落プーワイには、先住ハワイアンが百数十人ほど生活しています。

ただしニイハウ島は個人所有の島であるため、観光で一般の方たちが自由に立ち入ることはできません。

その経緯から、「禁じられた島」とも呼ばれています。

ニイハウ島の所有者は、スコットランド人のエリザベス・シンクレア婦人の末裔・ロビンソン一家です。

ハワイアン文化を守ることを約束した上でニイハウ島で生活しているようですが、個人所有なのでロビンソン一家とカウアイの関係者のみしか足を運べず、詳しいことまで確認することはできません。

しかし一部では島に足を踏み入れることのできるツアーなども組まれているため、ツアー参加によりニイハウ島を観光するチャンスはあるといえます。

ニイハウ島の島民は、ロビンソン一家とその家族に仕えるハワイ人です。

島で唯一の集落では、異国の刺激もない状態でハワイアン文化や伝統を守りつつ、静かに生活を送っているとされています。

外部との接触を断っているわけでもなく、船でカウアイ島などに買い出しにも出かけているそうです。

ニイハウ島を観光したいなら、先にも紹介したとおり、公認ツアーなどに参加しましょう。

個人所有の島である以上は、一般の人たちが自由に足を踏み入れることはできません。

ただ、そのおかげで古くからのハワイの自然が守られ、人の手が加えられることのない美しさを保つことができているともいえます。

ロビンソン一家が住民用に準備している医療用ヘリコプターを使った公認ツアーに参加すれば、ニイハウ島を訪問することは可能です。

ただしこのツアーは医療用ヘリコプターを維持する資金を調達するためのものとされているため、最低でも参加者が5名集まらなければ出発されないとされていますので注意しましょう。