ハワイとポリネシア人の関係とは?ネイティヴハワイアンと呼ばれる人たちのルーツ

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ポリネシア人は、ハワイ語・タヒチ語・ラパヌイ語・マオリ語などを使います。

どの言葉にも似た共通部分などがあるといわれていますが、ハワイ諸島の神像やハワイアン音楽などからも、ハワイとポリネシア人は切っても切れない関係といえるでしょう。

そこで、ハワイとネイティヴハワイアンと呼ばれるポリネシア人の関係について、諸説あるといわれているそのルーツの一部を紹介していきます。

 

ポリネシア人のルーツ

ポリネシア人のルーツは、もともとアジアから移動してきたといわれており、その経緯は以下のとおりです。

①中国南東部または台湾あたりに住む人が南へと移動

②フィリピンの島々を南下しながらソロモン群島へ移動

③現在の太平洋の島々へ到着

また、ポリネシア全域を含む東のイースター島・南のニュージーランド・北の台灣・西のアフリカ近くのマダガスカル島まで、オーストロネシア語族の地域とアウトリガーカヌーの地域がほぼ一致しているという研究結果もあるようです。

 

ポリネシア人の移動手段

ポリネシア人はカヌーを使って移動したとされています。

太平洋上を吹く貿易風上に向かったとしても航海できる構造で作られたカヌー。

ハワイの伝統航海カヌー「ホクレア」は、コンパスなど計器は一切使用せずに、星や太陽の動きと波や風の変化をヒントに移動する伝統航海術による双胴船としても知られています。

 

ポリネシア人がハワイに移動した時期

トンガやサモアから東へと移動したポリネシア人は、タヒチ周辺で他の太平洋の島々に移り住んだのではないかと考えられていました。

しかし島ごとに出土された釣り針の形状から、タヒチではなくマルケサスを分岐点としたハワイへの移動という推測が濃厚のようです。

さらにマルケサスからハワイへの移動は、紀元後500~700年頃と考えられています。

紀元後1000~1300年頃には、タヒチとハワイの間にカヌーで交流していたとも考えられているようです。

ハワイに最初の人類が辿り着いたのはかなり昔のことと考えられますが、コンパスも海図もない時代に広大な海を渡って新たな遠くの離れた島々へと移動したポリネシアの人たちは、自然の変化を察知できる優れた海洋民族だったといえるでしょう。

なお、先に説明した伝統航海の手法は、ハワイを含むポリネシア海域で一度は失われかけていたものの、1976年のホクレア航海をきっかけとして現代に蘇っています。

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