ハワイにおけるチップの扱いとは？支払う上でのマナーと不要な場面を紹介

ハワイ旅行の際、渡すべきか迷いがちなのは、サービスを提供してくれた相手に対するチップです。

たとえば、ホテルやレストランでサービスを受けたときや、タクシーを利用した場合などに、感謝の気持ちとして渡します。

ハワイではチップを渡すことが習慣となっているため、サービスの内容に応じた額を渡しましょう。

そこで、ハワイにおけるチップの扱いについて、支払う上でのマナーと不要な場面を紹介します。

ハワイでのチップの扱い

チップとは、主に海外での飲食店やホテルなどで、サービスの提供を担当した従業員などに支払う心付けです。

感謝の気持ちをあらわすためのお金といえますが、日本にはチップを支払う習慣はなく、海外でも支払いが義務付けられているわけではありません。

ただし、ハワイやグアムを含むアメリカでは、ホテルや飲食店などでサービスを受けた場合、チップを渡すことが習慣化しているため、よほどの理由がない限りは渡すようにしましょう。

レストランで支払うチップは、料金の15～20%程の金額です。

ホテルでは、ポーターには荷物1個につき1～2ドル、ルームサービスやベッドメイキングを担当してくれた方には1日あたり1～2ドルを支払います。

また、タクシーは料金の10～15%をチップとして渡すとよいでしょう。

チップは、提供されたサービスの質や、ホテルや店舗などのランクによって相場も変わります。

いずれの場合でも、コインではなく紙幣で渡すことで、より感謝の気持ちが伝わりやすくなるでしょう。

ただし、店舗やサービスによって、チップの二重払いが発生するケースがあるため注意が必要です。

すでに伝票へチップが含まれていることがあるため、この場合はチップを渡さないでください。

「Tip included」や「Gratuity included」などは、チップ代であることをあらわすため、この言葉が伝票に記載されている場合には別途チップの支払いは不要です。

ファストフード店や、バス・トロリーなどの公共交通機関でチップを支払う必要はありません。

セルフサービスの店舗などもチップは不要です。

配車アプリのUber（ウーバー）での移動においても、現金をやり取りしない仕組みのため、ドライバーにチップを渡す必要はありません。

ただし、降車後にアプリ上でチップを支払うことはできます。

重い荷物をトランクに出し入れしてもらったり親切にしてもらったりなどで、感謝を伝えたい気持ちがあるときには、降車後のチップの選択肢画面から支払いましょう。