ハワイのヨットとセーリングの違いとは?ボートやクルーザーと異なる点も解説
ハワイ旅行では、贅沢な気分でヨットを貸し切り、青い海をクルージングしたいと希望する方も少なくありません。
ビーチは人が多い状態でも、広々とした海では人を気にすることなく、ゆったりとした時間を過ごすこともできるでしょう。
爽快なリゾート気分を満喫したいときにおすすめのヨットですが、セーリングと何が違うのでしょう。
そこで、ハワイのヨットとセーリングの違いや、ボートやクルーザーと異なる点なども解説していきます。
ヨットとは
レジャー用の船のことを「ヨット」といいますが、縦長の帆の備わった帆船のことです。
動力は、帆以外にエンジンを使う大型のヨットは「クルーザー」、エンジンやキャビンの備わっていない小型のヨットは「ディンギー」と呼ばれています。
ヨットは目的により作りも異なり、たとえばレース用やクルージング用、大洋を横断する超遠距離航行用のものなどいろいろあります。
セーリングとは
帆が風を受けたことによる揚力で水上を進むことを「セーリング」といいます。
ヨットなど帆船はセーリングによって動く船であるため、帆船で海を遊行すること自体をセーリングと呼ぶこともあります。
帆を動力として使うことは原始的な方法ともいえますが、数千年以上の歴史ある伝統的な運航方法と言い換えることもできます。
現在は、船の動力は主に内燃機関によるものとなっているものの、レジャーや競技で高い人気があるのはセーリングといえるでしょう。
ヨットとセーリングの違いとは
ヨットは縦長の帆を持つ帆船であり、その帆が風を受けることで運航することをセーリングといいます。
船そのものの名称がヨットであり、船を動かすことがセーリングであるという違いがあります。
なお、エンジンを搭載しているヨットが、風が帆を押す力ではなくエンジンで動いている場合、セーリングとは呼びません。
ヨットとボートの違い
ボートとは、人が水を漕いで進む乗り物であるため、多くが人力頼りである船です。
動力源が人力であるボートに対し、ヨットは風を動力源とするため、人力はほぼ使わないといった違いがあります。
ヨットとクルーザーの違い
クルーザーとは、居住施設が備わった外洋の航海ができる大型のヨットやモーターボートのことです。
一般的なヨットと呼ばれる船は、小型から大型まで大きさはいろいろですが、船の総称として使われる言葉といえます。
クルーザーもヨットの一種ではあるものの、長距離運航が可能で船室の居住性の高いヨットを指す言葉とされています。