ハワイを訪れたら味わってみたい代表するラムベースのカクテルの種類と特徴を紹介!
ハワイを代表するカクテルの多くはラムベースのもので、トロピカルな味わいのものばかりです。
せっかくハワイを訪れたのなら、一度は味わってみたいのがカクテルですが、特に人気があるものを中心に紹介していきます。
ブルーハワイ
見た目の雰囲気だけでも十分に南国気分を盛り上げてくれるハワイを代表するカクテルが「ブルーハワイ」です。
まるでハワイの美しい海をイメージさせるブルーキュラソーとラムベースのカクテルで、1950年代「ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾート」がカイザー・ハワイアン・ヴィッジと呼ばれていた時代に誕生しました。
ホテルのヘッドバーテンダーを務めていたハリー・イー氏が、リキュールメーカーからブルーキュラソーを使って新たなカクテルを作ってほしいと頼まれ考案し生まれたとされています。
その後、ブルーハワイが流行したのは1980年代前半でした。
その当時、カクテルに派手な飾り付けを施すことが流行りましたが、ブルーハワイもその華やかさのあるカクテルの1つとして注目されたといえます。
ピニャコラーダ
「ピニャコラーダ」はスペイン語で裏ごししたパイナップルという意味を持つカクテルで、ラムベースに対しパイナップルジュースとココナッツミルク、そして砕いた氷を合わせてシェイクして作ります。
黄白色で甘みが強いロングドリンクで、パイナップルの果肉をしっかりとすりつぶした後に裏ごしすることがポイントです。
パイナップルとココナッツと耳にしただけでもハワイらしさを感じるテイストであり、トロピカルな甘さとアルコール度数8%程度という軽さで飲みやすさが魅力といえます。
モヒート
「モヒート」はキューバのハバナで誕生したカクテルで、イギリス女王エリザベス1世の時代の1586年に、現在のモヒートの前身である「ドラケ(draque)」が伝えられたことがきっかけで生まれました。
ドラケは、アグアルディエンテ(サトウキビを原料とした蒸留酒)・砂糖・ライム・ミントを混ぜ合わせてつくります。
そのためモヒートも、爽やかな香りとさっぱりとした味わいが特徴のカクテルとなっています。
マイタイ
鮮やかな色と爽やかな甘みのある「マイタイ」は、トロピカルカクテルの女王と呼ばれています。
「マイタイ」という言葉はタチヒ語ですが、「最高」という意味を持ちます。
サンフランシスコのレストランオーナーであるビクター・バージロン氏が誕生させたラムベースのカクテルで、ラムの中でもクセがなく飲みやすいホワイトラムを使うことが特徴です。
パイナップルジュース・オレンジ果汁・シロップなども使った甘さと、見た目の鮮やかさでトロピカルドリンクを代表するカクテルといえるでしょう。