ハワイアンミュージックとは?種類やそれぞれの内容を簡単に紹介
ハワイアンミュージックとは、常夏の島ハワイへ旅行に行った際、空港などで耳にすることが多い音楽です。
人気の高い定番リゾート地であるハワイに到着したとき、どこからともなく流れてくるとろけるような音楽がハワイアンミュージックであり、通称ハワイアンとも呼ばれます。
ただ、ハワイアンミュージックにもいくつか種類があり、それぞれ特徴が異なります。
そこで、ハワイアンミュージックについて、種類やそれぞれの内容を簡単に紹介します。
ハワイアンミュージックとは
「ハワイアンミュージック」とは、メジャーコードの長調で、スローからミディアムのテンポのことが多い音楽です。
ウクレレやスティールギター(スラックキーギター)など、ハワイを象徴する楽器を使用していることが多く、優しい音色が特徴的といえます。
他にもハワイ発祥の音楽や、その影響を受けた音楽などもハワイアンミュージックとして扱われていることがあります。
ハワイアンミュージックの種類
ハワイアンミュージックはいくつかのジャンルに分けることができますが、主に次の種類に分類されます。
・アイランド・コンテンポラリー
・レゲエ
・チャント(オリ)
・コンテンポラリー
それぞれ説明します。
アイランド・コンテンポラリー
「アイランド・コンテンポラリー」とは、誰もが想像するハワイのイメージの曲調で、トラディショナルなハワイアンの雰囲気が特徴といえます。
新鮮な癒し系でもあり、年配のハワイファンには納得してもらえる曲調のハワイアンミュージックです。
レゲエ
「レゲエ」とは、しっかりしたリズムの音楽であり、ジャマイカのレゲエとハワイアンの要素が融合したジャワイアンといえます。
リズムはレゲエであるのに対し、コードやメロディラインはハワイアンの構成であることが多く、暗さや重さのない本場ハワイで人気があるハワイアンミュージックです。
チャント(オリ)
「チャント(オリ)」とは、簡素な伴奏の祈りの詠唱で、民族色の強いハワイアンミュージックです。
ポリネシア系の島々で見られる音楽スタイルであり、ハカに似た雰囲気がありますが、オリでは神への祈祷・豊穣・大漁を願う宗教的な意味が強いといえます。
コンテンポラリー
「コンテンポラリー」とは、現代的なハワイアンミュージックです。
ロックやポップス・ソウル・リズム&ブルースなどのジャンルと融合した音楽で、ポップスにも聞こえる楽曲もあるものの、リズムやメロディラインはハワイアンの雰囲気といえます。