女性のツーリング初心者必見~ママチャリをすすめる理由とは?

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女性のツーリング初心者の場合、ママチャリをおすすめします。どうしてママチャリがいいのか、初心者はツーリングバイクよりもママチャリのほうがいいメリットとともにお伝えします。

ツーリング用バイクは前掲している

ツーリング用バイクは、普通の自転車よりも前掲しています。そのため、体重の掛け方や癖によって、初心者の場合は腰をいためる可能性があります。フィットネスジムのエアロバイクや、ツーリング用バイクを乗りこなしてから、ツーリング旅行をすることをおすすめします。

女性のツーリング~ママチャリがいい理由は他にもある

女性の場合のツーリング自転車は、男性用とはデザインが違っています。

・肩幅が狭い女性に適したハンドル幅になっている
→肩幅が狭い女性が、男性用のツーリング自転車に乗ると、ハンドル幅が大きすぎるため簡単に疲れが出てしまいます。
・グリップが細くなっているから乗りやすい
→男性用のツーリング自転車はグリップが太くなっています。そのため、握力を必要以上に握ることになり、腕が疲れてきます。そうすると背中、腰の疲労もすぐにきてしまうため、ぎっくり腰になりやすくなってしまいます。
・サドルが幅広になっている
→女性の方が、男性よりも骨盤が広いので、サドルが細い男性用ツーリングバイクよりも、女性用のツーリングバイクはサドル自体の幅が広くなり、足腰を痛めにくい構造になっているようです。

実は、これらの理由を満たすのがママチャリなんです。今のママチャリは、26インチなど大き目のものであれば、スイスイ進みます。さらに、ギアがついているものであれば、緩い坂道はスイスイすすめます。サドル、ハンドルなど初心者女性にぴったりなのは、ツーリング自転車よりもママチャリだと言えます。

ママチャリの荷台は安定性&キャパがある

ママチャリをツーリング自転車として利用される場合、ママチャリの後ろには荷台をつけてもらいましょう。大きなカゴがあるから前に旅行荷物をのせて、リュックを背負えば大丈夫だと思われるかも知れません。しかし、女性にとって、前に荷物をのせることは、バランスを崩しやすく転倒し怪我をする可能性が高くなるんです。それだけ女性の腕の力は持久力がよほどない限りは疲れやすいんですね。そのため、後ろの荷台に荷物を載せ、専用のゴムひもでくくれば安定します。小銭、タオル、ペットボトル、貴重品などすぐに取り出す必要があるものは、リュックでかついだり、前かごを利用したりしましょう。

ツーリング後は痔になりやすい?

女性にとってツーリングは、楽しいイベントであるとともに、痔になる可能性もあります。その理由は、じっと座っていることで肛門まわりの血流がうっけつしてしまい、冷えが生じるからです。対策としてはいくつかあります。

・信号、踏切など時間のある停車の場合は、自転車から降りて足ふみをする
→脚から肛門までの血流を良くするためです。
・トイレではいきまない
→イボ痔などをお持ちの方は、いきむことでイボ痔が出てきてしまいます。そのままサドルに座ることで、ツーリング中に切れ痔に発展してしまうこともあるので要注意です。
・低反発入りのサドルカバーを活用する
→サドルカバーの中には、低反発式のものもあります。活用することで衝撃をおさえます。
・痔の場合も怖くない~サドルの中心が溝になっているタイプもある

まずは短い距離のツーリングで慣れていくこと

初心者でいきなり長距離のツーリングをはじめからすると、膝の半月板が損傷したり、腕の疲れから背中や腰のぎっくりになってしまったりすることもあります。また、紫外線に長時間浴びることにより、ツーリング後数日は疲労が抜けないなどということもあります。また、足腰を普段からツーリング用に鍛えておくなどしておかなければ途中でリタイヤなんてことも。まずは2時間以内のスポットへの挑戦をされてみてから、本格的なツーリングを計画されることをおすすめします。

 

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