日帰りで十分!? 吉祥寺のパワースポット
東京23区街の西側のスタートは武蔵野市で、その入り口が吉祥寺です。井の頭公園とは目と鼻の先で、交通アクセスの良さから新宿や渋谷から乗り換えなしで行けるのが特徴です。丸の内地区からは荻窪でたった1回の乗り換えで済むため、パワースポット巡りが手軽にできる強みを持っています。今回は、吉祥寺のパワースポットについてお話ししましょう。
吉祥寺の定番 ~武蔵野八幡宮~
東京で自然を味わうならば、奥多摩や御岳、檜原地区などといった西側や伊豆大島や三宅島、神津島などといった離島系が挙げられますが、23区内やその近くからは距離があります。
近くで済む場所を挙げると浜離宮庭園や新宿御苑に明治神宮、上野公園のほか井の頭公園が代表的な場所です。最初に紹介する「武蔵野八幡宮」は駅の北口で、杉並・練馬の両区の近くにあるのが特徴です。
789年建造の長い歴史をもつ神社で、意外にも江戸城より長い歴史を有する東京都内の歴史的建造物の一面を持っています。現在の場所は江戸時代に移転されました。表向きは新田開拓でしたが氏神様も引っ越したため、江戸(東京)を長きにわたって守り続けている三柱の神様(誉田別尊・比売神・大帯比売命)が祀られています。
それぞれのパワーを感じ取ることができ、勝負運、仕事運、出世運や恋愛成就、安産や縁結び、子育てなどといったご利益があると言われています。
〇住所:〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町1丁目1番地23号
〇交通アクセス
JR中央東線吉祥寺から徒歩7分
京王電鉄井の頭線吉祥寺から徒歩8分
八幡宮へ立ち寄ったら ~月窓寺~
吉祥寺駅北口の商店街はサンロードとハモニカ横丁、チェリーナードですがこれらの商店街は、ある寺と関係しています。それが「月窓寺」で、これらの土地の所有者だけでなく宗教法人における納税ランキングの常連としても有名です。
四軒寺で大きな面積ですが明暦の大火で被害にあったため、現在地へと引っ越しました。ちなみに前述の武蔵野八幡宮戸は旧五日市街道を挟んで向かい側にあるため、四軒寺としての関係を保っています。
ご利益は金運上昇で、境内に祀られている三蔵法師からパワーを授かることができると言われ、入る前にくぐる白く塗られた大きな門が特徴です。また、場所柄商店街の中にあるため、入ったら静寂さが一気に広がりますので、商店街の喧騒から一瞬で静けさを感じることができます。
〇住所:〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目11番地26号
〇交通アクセス
JR中央東線吉祥寺から徒歩3分
京王電鉄井の頭線吉祥寺から徒歩4分
えっ?!ビルの中にあるの? ~吉祥寺御縁地蔵~
前述の武蔵野八幡宮や月窓寺は北口側になりますが、南口側のパワースポットを紹介しましょう。井の頭通りを公園側へ向けて歩くと、南一条通りと二条通りがあり、後者を歩いていくとビルの中にある小さなお地蔵さんが鎮座しています。
ここが「吉祥寺御縁地蔵」で、都内の神社仏閣の中で異色の存在で、一見すると「えっ、地蔵なんてないじゃん」としかとらえられず、素通りしがちな場所ですが注意深く観察すると発見できる面白い場所です。
飲食店が入居するビルの中にあるため、比較的歴史が浅いパワースポットですが、笑顔をもって素敵なご縁に巡り合えるようにと願いを込めて作られました。お地蔵様を観察すると、にっこり笑っている表情で、お賽銭箱にお金を投入し紅白のひもを1本取ってから杖にある紐に強く結びながら、願いをが叶うようお祈りします。
〇住所:〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町1丁目9番地9号 吉祥寺じぞうビル1階
〇交通アクセス
JR中央東線吉祥寺から徒歩5分
京王電鉄井の頭線吉祥寺から徒歩4分
公園の中のパワースポット ~井の頭弁財天~
冒頭に少しだけ触れた井の頭公園ですが、自然文化園とその一部が武蔵野市に属するほかは三鷹市に帰属しています。これから紹介する「井の頭弁財天」は池のほとりにありますが、その池の規模だけでも「井の頭湖」といってもいい規模です。
パワースポットとしては寺としてのカテゴリーに属しますが、ご利益については縁結びや恋愛成就といったもので、公園でデートしたカップルはボートに乗ったら別れるジンクスなどはなく、むしろ結婚など良縁へと結びついたという話も聞かれます。
行く前にわたる橋が太鼓橋で、願いを唱えながら渡ると弁財天様からパワーを授けられ、成就へと結びつくと言われ、裏側には銭洗い弁財天があり、お金を清めることで金運アップへと繋がるといわれています。
〇住所:〒181-0001 東京都三鷹市井の頭4丁目1番地
〇交通アクセス
JR中央東線吉祥寺から徒歩8分
京王電鉄井の頭線井の頭公園から徒歩11分
まとめ
今回の吉祥寺エリアのパワースポットは北口側から南口側に下る形で紹介しましたが、縁結びや金運アップなどといったご利益が中心のため、若い世代の方には仕事の帰りに立ち寄れるため、ちょっとした寄り道を兼ねて訪問しておきたいものです。