沖縄県のゴルフツアー
はじめに
今や沖縄を訪れる観光客は900万人を超え、1000万人に迫ろうという勢いで急増しています。
以前の沖縄観光といえば、海が主な目的でした。しかし、今は買物など沖縄観光の目的も多様化しています。
また日本本土と異なり、温暖な亜熱帯気候により、年中ゴルフが楽しめるのでゴルフツアーに訪れる人も増えています。
今回、沖縄県内にある多くのゴルフコースの中から3か所の人気ゴルフコースについて、紹介していきたいと思います。
パームヒルズ・ゴルフリゾート(沖縄県糸満市)
1991年11月にオープンしたゴルフリゾートで、2000年にはファンケル・クラシック男子プロツアーも開催されたコースです。
南東に広がるアウトコースは、バンカーは多くありませんが、池やクリークが多く戦略性に富んだコースデザインです。
プレイヤーはミスショットをしやすく、正確な方向性や距離感が求められます。
2番ホール・4番ホール・7番ホール・8番ホールなどは、池が絡むコース設計となっており、より頭脳的なプレーが求められます。
西に広がるインコースは、アウトコースに比べて傾斜や起伏があり、ストレートコースやドッグレースコースなど、レイアウト自体に変化が多いです。
ザ・サザンリンクスゴルフクラブ(沖縄県八重瀬町)
ザ・サザンリンクスゴルフクラブは、1988年12月に客室52室のホテルを併設してオープンしました。
2002年~2005年、4年連続で男子トーナメント「アジア・ジャパン沖縄オープン」が開催されました。
広大なフィールドの先に東シナ海が広がるリゾートコースですが、タイトで戦略的なコースが多く、決して難易度は低くはありません。
海岸線を進むアウトコースの7番ホール・8番ホール、インコースの16番ホール・17番ホール・18番ホールからは、美しい海の眺めが望めます。特に7番ホールと8番ホールは断崖沿いを進む、日本を代表する名物ホールです。
ゴルフプレイヤーであれば、断崖リンクスの海越えのだいご味を、一度は体験したいと思う迫力あるホールです。
カヌチャゴルフコース(沖縄県名護市)
森と海の楽園、カヌチャリゾート内にあるリゾートゴルフコースです。リゾート宿泊施設も併設しています。
原生林の中に展開し、原生林を進む「森のヴィレッジコース」(アウトコース)と、太平洋を望む「シーサイドコース」(インコース)があります。
両コースとも異なる表情を見せる18ホールで、アウトコースは原生林を縫うように進み、豊かな森の自然を満喫できます。
一方のインコースは一気に視界が開け、海の眺望やビーチバンカーなど、コースの景観がきれいです。きっと開放的なリゾート感が楽しめるでしょう。
また、フェアウェイが広く、豪快なドライバーショットが楽しめます。
まとめ
以上、沖縄県内の3つのゴルフコースについて紹介しましたが、まだまだ魅力的なゴルフコースがたくさんあります。
あなたも、独特の歴史や文化、美しい海などがある沖縄県で、日常とは異なるリゾートゴルフを楽しんでみてはいかがでしょうか。