津軽・青森のパワースポット

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青森県と言えば本州で一番北側にある県で、津軽海峡をモチーフとしたあまりにも有名すぎる某演歌があり、その昔は上野から夜行列車が設定されていて、青森駅を降りたら冬の雪の風景を歌った内容となっています。その他、リンゴの産地以外にも十和田湖や八甲田山、それに本州の一番端っこかつ北海道から一番近くて大マグロがおいしい大間が思い浮かぶでしょう。今回は、津軽・青森のパワースポットについて紹介しましょう。

青い森の原点だけど、読み方は案外難しい~善知鳥神社~

青森駅はその昔、青函連絡船の港がすぐそこにあり北海道へ向かう貨車の入れ替えなどが頻繁で、この駅を降りた乗客の大半が北海道へ渡る方々で賑わいました。1988年に青函トンネルができると北海道へのアクセスはトンネル経由へと変わり、今ではスレンダーかつスマートな新幹線が連絡船時代から変わらぬ役割を引き継ぎながら担っています。

また、夏にはねぶた祭が開催されています。最初に紹介する善知鳥神社は名前からして青森県内の難読地名に挙げてもいいレベルですが、「ぜんちからす」と読み間違える可能性が高いのは名前にちなんでの話です。

青森市の発祥地であり、神社の由来はその昔生息した鳥からもじったものですが、パワースポットである龍神水や弁財天などといった水が由来とされるのが特徴です。ご利益は安産祈願で、軽い石が入っているために出産が軽くなるよう祈願してのお守りが販売されるほどです。

・住所:〒030-0803 青森県青森市安方2丁目7番地18号
・交通アクセス:JR奥羽本線青森から徒歩9分

七里長浜の近く~高山稲荷神社~

次に紹介する高山稲荷神社は場所柄海が近くにあり、海上の安全のほか五穀豊穣や商売繁盛、つまり農商工漁業のほか、家内安全や病気に対する平癒のほか、旅人に対する道中の守護や交通安全などのご利益があるとされています。

県内外とわず多くの人たちの参拝は後を絶ちません。千本鳥居が見どころで、天高く昇る龍の如くきれいに並んでいるのが特徴です。季節を問わず四季の風景とマッチしており、写真を撮影する方々でにぎわい各種SNSに投稿したりする光景が見受けられます。

ご利益について説明すると、各種開運のほか金運、恋愛運、縁結びのほか子宝とそれぞれの目的に対して参拝されています。また、北海道から沖縄まで任務を完了した古いお稲荷さんの使いである狐が並んでいるのは、千本鳥居共々圧巻です。

・住所:〒038-3305 青森県つがる市牛潟町鷲野沢147番地1号
・交通アクセス:津軽鉄道川倉から車で約20分

まさか日本で?!~キリストの墓~

ゴルゴダの丘で処刑されたキリストは、エルサレム(イスラエル)で亡くなったのが一般的な通説ですが、日本にわたってから青森で永眠したといわれる伝説が流れているのは不思議な話です。キリストの墓についてお話ししますが、青森に墓があるだけでも伝説であり、真相については不明です。周辺は静かな森に囲まれており、青森のパワースポットとして最近注目されています。

ご利益を挙げるならば厄年の方にとっては厄除けのほか、野球やサッカーなどの各種スポーツにおける勝負運の強化により勝ち星を挙げるだけでなく、健康面や恋愛での悩みが解決されるなどご利益に恵まれているほどです。

・住所:〒039-1801 青森県三戸郡新郷村大字戸来野月33番地1号
・交通アクセス:青い森鉄道(旧東北本線)剣吉から車で約30分

実は重要文化財~弘前八幡宮~

青森県西部の中心部となる弘前は、お城の周辺に毎年春になると桜が咲き誇り、北国の春を感じながら大勢の方々でにぎわっています。弘前城から北東にある弘前八幡宮ですが、坂上田村麻呂が平安時代に先勝祈願をしてから出陣した言い伝えがあり、鬼門の守り神の役目をしているのが特徴です。

小ぢんまりとした感じの神社でありながらも風格があり、唐門のほか本殿が桃山風の華麗なるつくりとなっているため、重要文化財とされています。この八幡宮もパワースポットであり、各種開運や金運といった実務的なケースから恋愛や縁結び、そして子宝と家族系のご利益があり、青森県護国神社や弘前城からも近いため同時に訪れる方もいるほどです。

・住所:〒036-8057 青森県弘前市大字八幡町1丁目1番地1号
・交通アクセス:JR奥羽本線弘前から車で約10分

まとめ

青森のパワースポットについて紹介しましたが、津軽の自然から得られるパワーは冬は冷たい代わりに夏は比較的涼しい力を得ながら、それぞれのご利益に応じて訪問してみるのもいいでしょうし、ちょっとしたドライブ感覚で週末をうまく活用して県内の小旅行として活用してみたいものです。

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