活火山とは?世界で最も活発なハワイ・キラウエア火山を紹介

活火山とは、概ね過去1万年以内に噴火した火山や、今活発な噴気活動が見られる火山のことです。
ハワイ島にあるキラウエア火山は、世界で最も活発とされている活火山とされています。
キラウエア火山の周辺には、展望台やハイキングコースなどもあり、いろいろな楽しみ方があります。
そこで、世界で最も活発なハワイ・キラウエア火山について紹介します。
キラウエア火山とは
「キラウエア火山」とは、ハワイ島南部にある標高約1,200メートルの活火山であり、地球上でもっとも活発といわれています。
ハワイで唯一世界遺産に指定されている人気の観光スポットであり、ハワイ先住民の聖地です。
広大な敷地面積のハワイ火山国立公園にあり、至る場所から煙が立ち上ったり溶岩が噴き出したりする姿を見ることができます。
ハレマウマウ火口
「ハレマウマウ火口」とは、キラウエア火山の中心部にあるキラウエアカルデラ内の直径900メートルの火口です。
火の女神ペレの住処とも言われている聖なる場所であり、2018年の噴火以降もクレーターが広がり続けています。
ハレマウマウ火口に最も近い見学スポットはケアナカコイ展望台ですが、車両禁止区域であるため、徒歩または自転車で足を運ぶことになります。
レンタカーなどを使いたいときはキラウエア展望台を利用しましょう。
マウナ・ウル火口
「マウナ・ウル火口」とは、日本語に訳すと「成長している山」を意味する言葉が名称に付けられている火口です。
東の割目帯である「イースト・リフト・ゾーン」に位置しており、現在は122メートルの高さまで隆起しました。
マウナ・ウルから流れ出た溶岩は、以下のスポットから見ることができます。
・マウナ・ウルの駐車場
・ケアラコモ展望台
・アラヌイ・カヒコ
・ムリワイ・ア・ペレ
・ホーレイ・パリ
どのスポットを選ぶかによって、火口の表情もかわります。
サーストン・ラバ・チューブ
「サーストン・ラバ・チューブ」とは、クレーター・リム・ドライブの東端に位置する溶岩トンネルです。
500年前に発生し、流れ出た溶岩の外側が固まって、内側が筒状の空洞になりました。
中のトレイルは、森の散策路と合わせると30分程度の所要時間です。
パワースポットとしても知られている場所のため、気分転換に訪れることをおすすめします。
スチーム・ベント
「スチーム・ベント」とは、「ペレの吐息」と呼ばれる場所であり、マグマで加熱された岩石に雨水が浸透することで発生する水蒸気を見ることができます。
雨が降った寒い日の場合、大量の水蒸気が見られるため、その迫力に目を奪われること間違いありません。