海外旅行に身分証明書は必要?

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【はじめに】
海外旅行に行ったときに身分証明書も持っていくかどうか迷う方も多いと思います。
基本的にはパスポートがあれば身分証としては問題ないのですが、万が一パスポートを紛失してしまったときには、パスポート以外の身分証明書が必要になります。
今回、海外旅行ときに携帯すると良い身分証明書の種類、またそれらの身分証明書がそもそもなぜ必要かについて考えてみたいと思います。

【運転免許証について】

海外旅行で運転する場合は日本の運転免許証だけでは運転ができません。海外で運転をする際には国際運転免許証が必要となります。
しかし、パスポートの紛失の際には運転免許証が身分を証明するのに使うこともできるので持参してもよいでしょう。
身分証明書があるとパスポートの代わりに運転免許証で渡航書の作成ができます。渡航書があるとなんらの理由でパスポートがなくても緊急時に帰国することは可能です。

【健康保険証について】

ここからは健康保険証が不要か必要か説明します。
海外の病院では日本の健康保険証は使えません。外国の医療機関を使用するのであれば海外旅行保険証が必要になります。
海外旅行保険証は病気やけがなどでも使えますが、手荷物の紛失や破損時などでも保険証は使用することができます
なお、社会保険や国民健康保険の加入者であると、海外旅行での病気や怪我での医療費の一部払戻しは可能になっています。

【クレジットカードについて】

最近の海外旅行では現金よりもクレジットカードが重宝されているようです。
クレジットカードがあれば(極端な話ですが)現金はなくても、旅先を回れます。
しかも海外では運転免許証や健康保険証よりクレジットカードの方が身分証明書として使われることが多いです。
そういった意味でも大金を持ち歩くのは避けて海外ではクレジットカードが使い勝手が良いと言えるでしょう。
クレジットカードには海外旅行保険機能が付いているものもあり、海外保険より内容としては少し薄いのですが、ある程度はカバーできます。

【終わりに】

本来ですと運転免許証や健康保険は原本が必要ですが、原本の方を紛失してしまうと警察などでの説明に困ります。そういうときは身分証明書のコピーを持っていきましょう。そうすれば最低限の身分証明は可能で、手続きも煩雑にならないでしょう。
また身分証の原本を持つにしても、他の貴重品とまとめて保管しないようにしましょう。必ず、現金・クレジットカード・身分証は別にまとめてリスク分散し、できればホテルの金庫に預けるとよいでしょう。
最後までのお付き合いありがとうございました。

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