海外旅行を楽しみたい~税関で気を付けることとは?

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念願の海外旅行に行く事になった場合、国内線と同じように飛行機の準備をします。しかし、税関に関しては注意を要するところもある様です。税関での注意ポイントについて、時系列でお伝えしていきます。

 

ブランド品を持って海外旅行に行く場合

ロレックスなどの高価な時計やブランド物のアクセサリーなどを、海外旅行先のアクセサリーとして持って行く場合は注意が必要です。帰国する時に、海外で買ったものだと思われ課税される事があるからです。

 

税関にあらかじめ届けておこう

ブランド物のアクセサリーなどの貴金属やダイヤなどの宝石を持ちだす場合は、税関に「外国製品持出し届」であらかじめ提出しておけば、海外で買ったものと区別されるので心配はない様です。
出国の際に税関に届け、届出は海外旅行中は持っておき、帰国時に税関に提出する形をとるようです。

 

100万円以上の現金を持って海外旅行に出かける場合

リッチに過ごすぞと、200万円の現金を持って海外旅行に出かけるなどする場合は要注意です。100万円以上の現金、小切手、手形、株式などを持って海外旅行に行く場合は、税関にあらかじめ「支払い手段等の携帯輸出・輸入申告書」を提出する必要がある様です。

 

ノートパソコンを海外旅行に持って行く場合は?

日本の税関では、個人の海外旅行で持って行く程度のノートパソコンなどの高性能パソコンは何ら問題なく通過できる様です。ただ、海外旅行先によっては入国者用ゲートを通過するときに、呼び止められてチェックされる事もあるそうです。
飛行機内に預けられるかどうかですが、よほど頑丈に梱包していなければ危険です。破損する事もあるようなので、手持ちで持込みした方が安全だと言えそうです。

 

入国の時の税関での注意点は?

20万円以上する外国の品物を買い物して持ち帰るなどすれば、関税と消費税率合計で15%掛かるなどします。例えば、買い物の合計が25
だったとします。
20万円の品物と、5万の品物なら5万の部分だけに課税されます。しかし、25万のバッグなどすれば、バッグ全部の25万に関税が掛かる様です。
お酒類については、3本以上持ち帰る場合は1リットルあたり200~600円の関税が、たばこについては、200本以上持ち帰る場合、1本あたり11.5円など掛かってきます。関税分を支払いたくない等する場合は、規定の金額や量を超えない範囲でお土産にする等していく事がポイントです。

 

関税が掛からない商品もある?

・ダイヤモンド、エメラルド、サファイアなどの貴石
・腕時計
・貴金属の万年筆
・パソコン
・ゴルフクラブ
・書画
など
これらは関税が掛かりませんが、8%の消費税は掛かるので要注意です。

 

関税は税関で現金で支払う事になる

海外旅行の最後に税関で高額な関税を支払う事にならない様、お土産や商品の仕入れには注意が必要です。関税は税関で支払います。
クレジットカード支払は出来ないのですが、近くに銀行がありますので引き落とししてから支払う事は可能の様です。

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