茨城北部のパワースポット御岩神社

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とある宇宙飛行士が地球を眺めた際「日本から光の柱が立っていたが後で調べたところ、実は北関東の日立の西側、つまり山の中にあった」と報告があったことなどと諸説あります。御岩神社はいつ頃創建したのかについてはいまだに不明です。今回は北関東のパワースポットの一つである、御岩神社を紹介しましょう。

解説

先に触れましたが、創建の時期については不明とされており江戸時代は水戸藩の祈願所で、今の名前が名付けられたのは、某時代劇でおなじみの徳川光圀公が名付け親とされました。また、神々が住む地として崇められている山が御岩山で構成されています。

しかし、本神社が最近になって注目されており日本最強のパワースポットとされていますが、地元の人たちからすれば古くから知っているものの知名度に関してはそれほど高くなかったのは事実でした。

2016年にテレビ番組で紹介されたのをきっかけに、県北芸術祭開催が知名度のアップに寄与しており、パワースポットとしての観点では伊勢神宮や富士山にも匹敵するほどの力が働いているのも、最強クラスであることを物語っています。

隣となる御岩山の山頂に注目すると、パワースポットが3か所存在するといわれているほどです。しかし、山道を歩く関係上よくて登山靴、少なくともスニーカーでの訪問を奨励します。

御神木

境内で祀られている三又に分かれている杉の巨木が御神木で「三本杉」の別名を有しており、樹齢は約600年と関東では数少ない長寿の木とされています。日立市内で一番大きく、なおかつ強い力を秘めているほか、地元では天狗様伝説としても残っており、茨城県指定の天然記念物の一つであるのが特徴です。その理由は天照大神や大国主命など188もの神様が祀られているほか、神仏が合わせて祭事を行っているのがこの神社の特色とされています。

隣の御岩山からの生気のほか、日本書紀で最初に現れた神様として前述した188の神の一人である国常立尊(始源神)で、陽気だけ受け陰気を拒む存在で、純粋かつ厳格な男性神(純男)の力は直観力・霊性もアップされます。

しかし、御神木に触るとパワーが授かるだろうと考える方もいるでしょうが、それは誤解です。理由は人がタッチすると逆に力を吸い取られるといわれていますので、触るのをやめて眺める程度で十分です。今ではスマートフォンなどで撮影する方も見受けられますがそれだけでも大丈夫です。

ご利益など

御岩神社には徳川家の家紋として有名な三葉葵の紋所が掲げられるほか、その右側に注目すると、姥神様、つまり子育てのご利益がある神として祀られています。それ以外にも様々なご利益があるため、神社や山からパワーを授かる神聖な場所として位置づけられています。

片道が40分程度の山登りになります。山頂の岩場の陰にある赤く光る石は触ろうとして滑落事故が頻発した可能性があるため、現在は周辺にロープが張られています。もう一つは石柱で天高く、そしてまっすぐに伸び続けた石が柱のようにそびえ立ち、最後は天岩戸で、九州の高千穂からわざわざ分けたといわれているほどです。これら三つの見どころも御岩山自体が強力なパワースポットとしての役割を果たしています。

最後に・・・

現地までたどり着く方法などについて紹介しておきましょう。

・住所:〒311-0402 茨城県日立市入四間町752番地
・お問合せ先:0294-21-8445
・交通アクセス
JR常磐線日立から茨城交通60系統御岩神社前下車徒歩約2分
常磐自動車道日立中央インターチェンジから車で約15分

ただし、気を付けておくべき点があり、雪が積もったり雨が降ったりするほか15時以降の登山は禁止されているため、訪れる方は早くて午前中、遅くても昼前までに現地入りしておくと余裕をもって訪問できます。

また、装備についても登山に見合ったもの(靴については先に説明したように登山靴もしくはスニーカー)が必須となりますので、その点については念頭に置くとよいでしょう。

まとめ

御岩神社はパワースポットとして注目されたのは近年になってからの話ですが、創建した時期がいまだに不明なのはちょっとしたミステリアスな要素があるものの、日本のパワーを感じ取れる場所としてはものすごく強いため、子育てなどといった様々なご利益に授かりたいとお考えの方は訪問しておきたいものです。

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