海外旅行で国際線に乗るときのヘアスプレー・制汗スプレーの扱い

Pocket
LINEで送る

はじめに

旅行で飛行機に乗るときには、機内持込みが可能な荷物と、預けることが可能な荷物があります。
機内持込みができる荷物は、飛行機に乗るときに自分で持つことができるので、飛行中も使用することができます。
一方、受付カウンターで預ける荷物は飛行機の貨物室にまとめて入れられるので、空港に着くまでは自由に取り出すことはできません。

「預け入れのみ可能なもの」が決められているのは、液体や薬品には気圧の関係で爆発してしまう恐れがあるものが含まれるためです。
そこで気になるのが「ヘアスプレーや制汗剤などの製品はどうなのか?」ということだと思います。
海外旅行で長時間飛行機に乗る際にはできれば手荷物としてもっておきたいですよね。
今回は、国際線でのスプレー類の扱いについてみていきたいと思います。

国際線飛行機でのスプレーの扱い

以下に具体的な扱いを紹介します。

#ヘアスプレー・制汗スプレーなど

海外旅行で国際線に乗る場合は、行き先によっては10時間以上飛行機に乗らなければならないことがあります。
そうなると、機内で髪をセットしたり、制汗スプレーでこまめに汗をケアしたりしたくなるのではないでしょうか。
結論から言うと、制汗スプレーやヘアスプレーなどの化粧品類は、危険物になる心配はないため手荷物として持込み可能です。
ただし、スプレーボトルの大きさやスプレー類の総量に制限があり、100mlまたは100gの容器に入っていて、それらの合計容量は2kg以内に収める必要があります。
既定の大きさと容量を超える場合は預入荷物に預けます。
ちなみに、ヘアスプレー、制汗スプレーの他、虫よけスプレーや消毒スプレーも同様の規定で持込みが可能です。

#冷却スプレー

一般的によく使われるスプレー類でも、手荷物として持ち込めないものがあります。それは冷却スプレーです。
暑い国を旅するときや、スポーツの試合に参加するために持って行く際は注意しましょう。
また、「火気と高温に注意」と書かれたスプレー類に関しては手荷物、預入ともに機内に持ち込むことはできません。
スポーツの試合で使う場合などは、あらかじめ表示を確認するか、現地で買うようにしましょう。
空港内の免税店に売られているものであれば、安全基準を満たしているので安心です。

最後に

今回は、国際線でのスプレー類の扱いについてまとめました。
ヘアスプレー・制汗スプレー・消毒スプレー・虫よけスプレーは規定を守れば手荷物として可能、冷却スプレーは手荷物不可となっています。
また、「火気と高温に注意」という表示があるものは手荷物でも機内持込みでも預けることも不可となります。
飛行機移動中にどうしてもスプレー類を使いたい場合は、容量や表示をしっかり確認しましょう。

Pocket
LINEで送る