日本のスイス・長野県諏訪地方のパワースポット

長野県は信州地区の中心であり、飛騨・木曽・妙高・戸隠・浅間・蓼科・駒ケ岳などの山々に囲まれ、湖があることもアルプスの山々とボーデン・ヌシャテル・レマンの各湖を擁するスイスと共通しています。今回は長野県の木曽山脈寄りの諏訪地区におけるパワースポットについて紹介しましょう。

西の出雲、東の諏訪

長野県諏訪地方の中心となる諏訪湖は、毎年夏になると花火大会が開催され、冬には凍り付いた湖の一部を開放してワカサギ釣りが楽しめます。近隣にあるパワースポットとしては諏訪大社が有名です。

東の諏訪、西の出雲は日本における「超強力なパワースポット」であり、様々なご利益をもたらすため国内外問わず、大勢の方々が訪れます。

パワースポットの要素を簡単に挙げるとしたら、森林などの大自然の恩恵を受けて、地球からのエネルギーをもたらしてくれる場所であるということでしょう。

そのような諏訪は、東京から特急電車で約二時間半程度でアクセスできますが、中京・近畿地区からのアクセスだと乗り換えを伴うため時間がかかるのが欠点です。

近畿地区からのアクセスだと、かつて大阪から塩尻方面への特急が1往復設定されていましたが、現在は名古屋で乗り換えを伴うため、余計に時間がかかるのが現状です。パワースポット巡りに限らず、諏訪地区内の移動は上諏訪を拠点に効率よく回りやすい駅のレンタカーを活用したほうが良さそうです。

最初は諏訪大社を紹介しましょう。上社2社2宮と下社2社2宮をそれぞれ擁しており、前者が茅野、後者が下諏訪と諏訪湖を介して離れたところにあるのが特徴です。

下社についてですが、注連縄が秋宮に祀られており、日本最大級のしめ縄として有名で出雲大社との結びつきを物語っています。その他青銅で作られた狛犬も祀られており勇敢な印象を受けるのが特徴です。

春宮については、こちらは恋愛や家内安全の為に発展や成長、それに財運のご利益があると言われ、八坂刀売神と建御名方神が御祭神として祀られています。

次は秋宮も紹介しておきましょう。境内には国家「君が代」でおなじみのさざれ石が巌のごとく鎮座されているほか、拝殿・片拝殿が重要文化財の指定を受け二重楼門の構造が採用されています。主に子孫繁栄を中心に、成長や家内安全、交通安全や財運などのご利益を得るとされています。

・住所
〒393-0092 長野県諏訪郡下諏訪町大門193番地(住所は春宮のものです)
〒393-0019 長野県諏訪郡下諏訪町横町木の下3499番地1号(住所は、社務所のものです)

下諏訪から立川方面の各駅停車に乗って、二つ目の茅野で降り立ち、北西へと進んだところにあるのが諏訪大社の上社です。最初は参拝所を訪問してからお参りし、その後は本宮の一の御柱祭や大太鼓を訪れます。

境内の中には石灯篭があり、その中にはハートの形をした魔よけの効能がある猪目灯篭を見つけると、恋愛成就とこの本宮のご利益があるとされていますが、少し見つけづらいのでよく探してみてください。

諏訪大社の本殿は意外にも、上社前宮にありながらもご神体は諏訪湖から南に位置する守屋山とされています。一之御柱から二～四之御柱の順に回りながらパワーが得られます。
ご利益は、それまで勤めていた会社から独立し、これから事業をスタートしたい方に関しては安定と平穏の運が期待できそうです。

・住所：〒392-0015 長野県諏訪市中洲宮山1番地(本宮のものです)

諏訪大社以外のパワースポットを紹介するのなら、上社前宮の近くにある北斗神社です。最初は200段の石段からスタートし、登り切った先に本殿がありますが小ぢんまりとした印象の神社です。

天御中主神が祀られ、天地開闢に関与した神ゆえに北極星としても祀られているわけです。
ご利益は寿命の神様で健康長寿と言われるほどで、諏訪大社へ行くついでに立ち寄る方も多いようです。

・住所：〒392-0015 長野県諏訪市大字中洲神宮寺1411番地

以上、諏訪湖付近のパワースポットを紹介しましたが、富士山と立山のレイライン、南アルプス、そして大断層の中間地点を結んでみると圧倒的なパワーが集中し、それぞれのご利益に結ぶべくよき方向へと向かっていくことでしょう。