北海道でしか見ることのできない花の存在する日本最北のパワースポット「礼文島」

北海道の中でも、日本最北に位置する場所にある「礼文島(れぶんとう)」は、そこでしか見ることのできない花が多く咲くため「花の浮島」とも呼ばれています。

北海道北部、稚内市西方60kmの日本海にある離島で、めずらしい花の観察やトレッキングを楽しむ観光客が多く足を運んでいる場所です。

美しい花々などの自然があふれる島

礼文島に行くためには、稚内港から定期フェリーを利用する方法が一般的です。

稚内港〜礼文島（香深港）まで約1時間55分あれば到着します。

高山植物約300以上が海抜0mから咲く「花の浮島」として知られる島で、めずらしい高山植物を見ることのできる桃岩展望台コースや、礼文島最北端スコトン岬からレブンウスユキソウの群生地など1日がかりで歩くコースなど、いずれも花を満喫できるコースとなっています。

礼文島にはいくつかパワースポットや観光地として人気のある場所がありますが、主に次の6つが挙げられます。

・スコトン岬
・澄海岬(すかいみさき)
・桃岩(ももいわ)
・江戸屋山道(えどやさんどう)
・高山植物園
・北のカナリアパーク

それぞれのスポットについて紹介していきます。

スコトン岬

礼文島の最北端の岬が「スコトン岬」で、景勝地としてトド島を対岸に望むダイナミックな眺望を楽しむことができます。

澄海岬(すかいみさき)

礼文島の西北部の岬が「澄海岬(すかいみさき)」で、透明度の高いコバルトブルーの海と断崖絶壁が美しい場所です。

桃岩(ももいわ)

頂上が尖った桃の形をした巨大な奇岩が「桃岩(ももいわ)」で、その南側にある展望台からは、天気次第で利尻山を見ることもできます。

江戸屋山道(えどやさんどう)

礼文島の最北端「スコトン岬」と「ゴロタ岬」の間にある散策可能な景勝地が「江戸屋山道(えどやさんどう)」で、「トド島展望台」からは最果ての無人島である「トド島」を望めることができます。

高山植物園

5月から9月にかけて様々な高山植物を見ることのできる花のビジターセンターが「高山植物園」で、季節ごとに咲く30種類約2万株の高山植物を楽しむことができます。

北のカナリアパーク

女優・吉永小百合が主演をつとめた映画「北のカナリアたち」が公開されたことを記念して、そのロケ地として使われた「麗端小学校岬分校」を一般に公開しているのが「北のカナリアパーク」です。

礼文島南部に位置する場所なので、美しい利尻富士を眺めることのできる絶好のスポットとしても知られています。