ダイヤモンドヘッドとは?ハワイ旅行で必ず足を運んでおきたい観光スポットを紹介
「ダイヤモンドヘッド」とは、ハワイ諸島オアフ島に存在する火山砕屑丘です。
火山活動で噴出した火山砕屑物が、火口の周囲に積もったことでできました。
ハワイ旅行の際には、ダイヤモンドヘッドの山頂からの絶景をまずは目にしておきたいという方も少なくないため、人気の観光スポットの1つといえます。
そこで、ダイヤモンドヘッドについて、ハワイで必ず足を運んでおきたい観光スポットを紹介します。
ダイヤモンドヘッドとは
「ダイヤモンドヘッド」は、クレーターの斜面の石がダイヤモンドだと勘違いした19世紀の英国の船乗りにより名付けられた呼び方です。
横から見た姿は平面な山であるのに対し、上から眺めると円形のクレーター状になっていることが特徴といえます。
約230メートルのクレーターが形成されたのは約30万年前といわれており、1900年代初頭からは戦略的な軍事監視施設として利用され、1968年には国定自然記念物に指定されています。
ダイヤモンドヘッドの特徴
ダイヤモンドヘッドの特徴は、主に次の3つです。
記念物に指定されている
老若男女問わず登山体験しやすい
最高の絶景を眺めることができる
それぞれ説明します。
記念物に指定されている
先にも紹介したとおり、ダイヤモンドヘッドができたのは約30万年前です。
火山が噴火したことで形成された火山砕屑丘であるため、中央部はクレーター状になっています。
1900年代初頭にはアメリカ海軍の監視基地として使用されていた場所であり、山体はアメリカ州記念物の指定を受けていることが特徴です。
老若男女問わず登山体験しやすい
ダイヤモンドヘッドの標高は232メートルとされていますが、1.1キロのトレッキングコースも整備されています。
片道は30~40分程で山頂に到達することや、登山道に手すりなども設置されているため、性別や年齢に関係なく登山にチャレンジしやすいことが特徴です。
トレッキングコースを歩く場合、動きやすい服装と歩きやすい靴で訪れたほうがよいでしょう。
また、日陰が少ない道を歩き続けることになるため、日よけの帽子や日焼け止め等を準備し、水分補給できる飲み物も持参するようにしましょう。
最高の絶景を眺めることができる
ダイヤモンドヘッドのトレッキングコースを20分ほど進むと、展望台に到着します。
展望台からのクレーターを見下ろす眺めの素晴らしいといえますが、さらに20分ほど歩いた場所である山頂からの景色はまさに絶景です。
山頂までの道には、階段やトンネルなどがあるため、普段歩きなれていない方はきつく感じる可能性はあるものの、比較的歩きやすいといえます。
ワイキキの街並みやビーチなどを眺めることができ、土曜日にはふもとの駐車場で開催される屋台のマーケットなども楽しむことができます。