ハワイ諸島の火山島「Molokaii（モロカイ）」の特徴と島の象徴といえる場所を紹介

「Molokaii（モロカイ）」島は、ハワイ諸島の火山島です。

ハワイ先住民たちが多く住み、古くからのハワイのまま、誰の手にも触れていない伝統的な文化を残した場所も存在しています。

そこで、ハワイ諸島の火山島「Molokaii（モロカイ）」の特徴と、島の象徴といえる場所を紹介していきます。

「Molokaii（モロカイ）」島とは

「Molokaii（モロカイ）」島は、誰の手を加えていない自然を残す島であり、大きさは面積わずか673キロ㎡程度と小さく、住んでいる人も7千人程度と少なめです。

古くからのハワイ先住民の文化が深く根付く場所であり、豊かで美しい自然の広がる島であるといわれています。

人口が少ないため、のんびりとした雰囲気があるのは、ハワイ州主要６島の中で観光開発が進んでいないからといえるでしょう。

特徴としては、北東の海岸には、高さ1,100～1,200メートルほどの世界最大とされる岸壁が備えられています。

また、南部沖合にはハワイ最長のサンゴ礁や、ハワイ最大の砂浜パポハク・ビーチがあるため、のんびりと自然を感じながら過ごすことができます。

「Molokaii」島は、エリアによって見せる顔や特徴に違いがあります。

東部は、ハラヴァ渓谷・ハワイ最長のサンゴ礁・自然保護区など美しい自然を満喫できるスポットがたくさんあります。

西部はカイヴィ海峡に面し乾燥したエリアであり、ハワイ最大級のビーチであるパポハク・ビーチから、日本では目にすることのできない美しいサンセットを眺めることができるでしょう。

「Molokaii（モロカイ）」島を象徴する場所といえるのは、ハワイ文化や史跡を感じさせる次の3か所です。

・王の静養地

・カラウパパ国立歴史公園

・ハラヴァ渓谷

それぞれ説明します。

王の静養地

「Molokaii（モロカイ）」島を象徴する場所として知られている「王の静養地」は、カメハメハ五世が植林しカプアイヴァ・ココナッツ・グローブを作った場所です。

カラウパパ国立歴史公園

「Molokaii（モロカイ）」島を象徴する場所として知られている場所の2つ目「カラウパパ国立歴史公園」は、モロカイ島北岸中央部、カラウパパ半島にある公園です。

展望台からは、1800年代後半からハンセン病患者を隔離していた断崖下に広がっているカラウパパ半島を一望することができます。

ハラヴァ渓谷

ハラヴァ渓谷は、豊かな自然の広がる場所で、昔のハワイを垣間見ることができます。

650年に古代ポリネシア人が定住していた場所とされています。