ハワイ発祥ではない?パイナップルののった「ハワイアンピザ」を紹介

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ハワイアンピザとは、パイナップルピザとも呼ばれており、トマトソース・チーズ・パイナップル・ハムを材料としています。

ハワイの料理店でピザを注文したとき、パイナップルののった特徴のあるピザに驚く方も少なくないようですが、実際には人気のあるピザです。

名称からハワイが由来と感じられるハワイアンピザですが、実際の発祥地はハワイではありません。

そこで、ハワイ発祥ではないパイナップルののった「ハワイアンピザ」について、起源や人気レベルなど紹介します。

 

ハワイアンピザの起源

ハワイアンピザの起源は1962年にまでさかのぼります。

カナダのオンタリオ州チャタム・ケントにあるサテライト・レストランを経営していたギリシャ系カナダ人のサム・パノプロス氏が作ったことが最初とされています。

サム・パノプロス氏は、中華料理からの着想から、パイナップル・ハム・ベーコンなどの材料を使って新しいハワイアンピザを試作したとされているようです。

 

ハワイアンピザの発祥

ハワイアンピザの特徴は、パイナップルが載せられていることです。

しかしハワイアンと名称につくのにもかかわらず、実際にはハワイと関係はありません。

最初に作成したとされるサム・パノポウロス氏がアメリカ・デトロイトの料理店で、当時めずらしかったピザに出会ったことがきっかけです。

カナダに戻って小さなオーブンを購入し、デトロイトの料理店で覚えたピザの作り方のとおり、パイ生地にマッシュルーム・ベーコン・ペパロニを載せて焼き、提供するようになりました。

そして1962年、パイナップルを載せたピザを作り味見したところ、パイナップルの甘みと酸味がピザの塩味と絶妙に合さってハワイアンピザを生み出したとされています。

なお、このとき使用したパイナップルの缶詰のブランドが「ハワイアン」だったため、ハワイアンピザと名付けれたそうです。

 

ハワイアンピザの人気レベル

日本の宅配ピザでもハワイアンピザはレギュラーメニューとされていることがありますが、当初は日本に住むアメリカ人など外国人が主に注文者だったようです。

現在も一定の支持層やリピーターが多く、定番メニューとされています。

特にオーストラリアで人気のあるピザであり、英国のテイクアウト店などでも人気で、アメリカの成人を対象にした調査でも好きなピザトップ3に挙げられたとされるほどの人気です。

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